あれやこれや

2007年07月27日
ヘッドフォン二題(通勤12)


今のヘッドフォンは小さくて軽くなりましたのでついヘッドフォンをしていることを忘れ
がち.特にノイズキャンセルヘッドフォンを使っていると,別世界に入って,外界との
音量差を忘れてしまいます.

1.不埒なヤツ
通勤帰りに乗る総武快速電車はいくつかのターミナル駅も通ります.特に船橋駅は
京成と東武線の乗換駅で乗降客は特に多い.だから,ドア付近の客は,もっと先ま
で行く人でも後から降りる大勢の人のことを考慮して一旦はホームに降りなければ
なりません.まれに頑張る人も居ますが,間違いなくトラブルの元.素直に降りて外
で待っていた方が中で頑張るよりずっと楽ですし,周りの冷たい視線を浴びることも
ありません.まれですが,ドア口で頑張るヤツを狙ってわざと体当たりして鉄槌を下
そうとする人さえ居ます.でも私は穏やか.先日もドア口に立ちはだかった不埒なお
じさん(ちょっと見は立派な紳士)が居たのでやさしく言って聞かせてあげました,“邪
魔だから降りなよ”と.・・・のつもりだったのですが,立場を忘れていました.例のノ
イズキャンセルヘッドフォンをしていました.世間の冷たい視線を浴びたのはそのお
じさんではなく,大声を上げた私でした.

2.恥ずかしいヤツ
前に立っていたお兄さんが突然笑い出したのです.1人で突然笑い出すことは気が
ふれたことを意味するのは昔からのお約束.“マズい所に乗ってしまった”と思いまし
た.でも“・・・に刃物”の諺もある通り,つとめて見て見ぬふり,気が付かない振りを
していました.変な人と関わり合いにはなるとロクなことはありません.しばらくして,
またしても1人笑い.ちょっと怖かったのですが,そっとのぞき見ると,そのお兄さ
ん.ヘッドフォンでラジオ(多分)を聞いていたのです.小さいのでヘッドフォンが見え
なかったのです.ということで,そのお兄さんは正常で,危険はないことが分かりまし
たが,ヘッドフォンで余りに面白いものを聞くのは,こ汚いそのお兄さんだから出来
ること.私のような見栄っ張りはやってはいけないことだということを学習しました.

以上,自戒をこめて・・・.





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