あれやこれや

2007年08月24日
五右衛門風呂(風呂2+桃20)


本題の前にちょっと別の話題.最近のあまりの暑さに桃は板床の居間で体を冷や
し,暫くするとまた布団に戻って来るという犬ならではの寝方をしています.床の色が
濃く,黒い桃を寝惚けてうっかり踏まない様,居間はスタンド照明を終夜点けっ放し
にしています.さて,いつものように朝(午前3時頃)起きると,先ずは桃(と桃の排泄
物)を踏まないように気をつけながらトイレへ.桃はタイミングによって布団の上だっ
たり居間の板床だったりと寝場所は様々ですが,この日は板床でこの情けない姿で
寝ていました.桃に限らず犬が上向きに寝ることはそう珍しい訳ではありませんが,
この形で熟睡することは余りないのではないでしょうか.何故なら,この2,3日前にも
この形で寝ていたので,慌てて撮影しようとカメラを捜しましたが,物音で起こしてし
まうということがあったのです.だから,しばしばこの情けない姿で寝ているに違い有
りません.今回は,この失敗に懲りて,予めカメラを手に取りやすい場所に置いてあ
ったので,この貴重な写真を撮ることが出来ました.どうも最近肥満気味なので,こ
の形が負担にならないというのが真相かも知れません.

        
        美人の寝姿(フラッシュを焚いても起きない)


本題の風呂話です.高校生の頃,僅か1,2ヶ月ですが下宿していたことがあります.
この時,父の知り合いのEさんという方のご厚意で,そのお宅の風呂を使わせて貰っ
ていました.これが東海道中膝栗毛で有名な五右衛門風呂だったのです.話には聞
きますが,実際に五右衛門風呂を使った方は少ないのではないでしょうか? 分厚い
鉄でできた正にお釜.湯に浮かぶ断熱用の木の丸板(簀の子)に足を乗せゆっくりと
下に押し下げながら湯につかります.勿論下駄などを使うと貴重な風呂を壊してしま
うかも知れません.踏み外さないように気を使いながら.でも案外,難しいものでは
ありませんでした.理屈からいうと側面はさほど熱いはずはないのですが,気味が
悪いので触れないように注意しながら入りました.そういう訳で余りゆっくりとつかっ
た記憶はないのですが,貴重な五右衛門経験をさせて貰いました.Eさんどうも有り
難うございました.






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