
あれやこれや
自分で言うまでもありませんが,私は特殊な思想も宗教も持っていません.ただの
わぁがまま者です.だから何を書いても許されます.そして内容はいつも無責任.今
日の話も無責任話です.
時々書いているのですが,個々の生物としての幸せ(≒目的≒欲望の追求)と種とし
ての幸せ(≒目的≒少しでも長く存続すること)とが相容れないということが世の中の
不幸の元凶.そして,どの視点から世の中を見るかによって,何が正義であるかも
全く異なります.だから,視点の異なる他人(国)を正当に非難することはできませ
ん.資源の大量消費,環境破壊により先頭を切って人類を滅亡へと導くの悪の超大
国が,関係のない他国の個人的独裁や,何処までが真実かどうか明確ではない他
国の過去の行為などを非難して正義の味方ぶっているなど厚かましいことはなはだ
しい.また,スケールは大分小さくなりますが,大見出しで世間を惑わしておいて,数
日後に誰も見ないような小さな訂正記事で取り消すことを常套とする大新聞社など
も,他愛もないテレビの馬鹿番組を非難する資格がないことは明らかです.この調
子で書き進めるとまたボツになりそうなので,この件はここまでで止めておきます.
さて,予定の話.上記を含む世の中の歪みの多くは,元はと言えば人類の発達の初
期に貨幣経済という下らないものと共に始まったに違いありません.今更,貨幣経
済を否定することなど絶対に不可能.だから,隕石(彗星)衝突で生存環境が消えて
無くなるより先に人類が滅びることは確実と思われます(2006.6.27 未来はバージェ
ス?).つまり,種としての寿命は経済を覚えた時点で尽きることが決まったともいえ
ます.ホモ・サピエンスが世に現れた(たったの)数万年前から後の歴史はまあ余命
です.そう割り切ってしまえば,余り目くじらも立てずに済むかも知れません.遊びの
ために飛行機や自動車を多用する我々が,地球環境保護を叫ぶことなど,実に烏
滸がましい行為なのですが,気にしないことにすれば少し楽になります.だって,周り
を見ると殆ど人がそうなんですから.勿論,私だって同じことです.
さて(また“さて”です),今度こそ本題.いつものように極めて短い付け足しのような
本題です.絵画教室へ通う子供達.その殆どが小学生.幼気(いたいけ)で無邪
気・・・と思いたいのですが,工作素材として様々な色に染色した粉や色紙を自由に
使わせると,真っ先に無くなるのは金粉と金色の折り紙だそうです.そして,これは
他の絵画教室でも判で押したように同じ傾向だとか.銀粉や銀色の紙ではダメなん
だそうです.遺伝子に組み込まれた金への憧れなのか,親からの影響なのか.何れ
にしてもホモ・サピエンス種の寿命は長いものではありません.
私だけが車に乗らないなんて言えない世の中ですよね.でも,やはりエネルギーの
無駄遣いは出来る限り控えるように努力しましょう.
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