あれやこれや

2007年09月18日
2011年,テレビの終焉


昨夜,新入手のオペラを寝床で見て,ついつい夜更かし.寝たのは10時になってし
まいました.おかげで,1時間も寝坊して今朝の起床時間は4時.今日は1時間強し
か時間がありませんが,普段は,起床から出勤まで2時間以上のゆったりした時間
を取っています.それでも始業時間の2時間前には職場に着きます.“年寄りの早起
き”の見本ですね.当然,誰も来ていません.窓を開けて部屋の空気の入れ換え,
持参のお茶を飲んで一休み.そして先ずはパソコンの電源を入れるのが日課.ビ
ル・ゲイツ奴隷の1日が始まります.不愉快なゲイツの顔を思い浮かべながらも,昨
夜に着いたメールの確認が朝一の仕事.地球の裏側との時差は24時間.外国から
のメールは殆どが迷惑メールですが,朝一は取り敢えずメールチェックから.この
後,退社時までパソコンはONのままです.おそらく,私だけでなく殆どの方も朝一に
パソコンをONにし,帰り掛けにOFFにするゲイツ奴隷の日々なのではないでしょう
か.

さて,今朝の電車の中で前に立っている人の読んでいる新聞の広告が目に入りまし
た.“最高学府はバカばかり”というほぼ納得できるタイトルの本の宣伝です.ちょっ
と中身の紹介が書いてありました.うろ覚えですが,教授が学生に調べものを命じた
ら“netに書いてありませんでした”という答えだったとか.この著者の言いたいことは
良く理解できます.読んでいないので内容に関して云々するのはルール違反です
が,この部分だけ見ると,私はこの学生の答えに呆れる教授や著者もチト古い,時
代に取り残されそうな人だと感じました.つい1,2年前なら私も教授や著者と同じ“こ
の学生に呆れ派”でしたが,今や活字の時代ではないと,最新情報をnetに載せる
のは有用な情報を持つ人の義務だと考えています.逆にnetに載せられないような
情報は取るに足りない.勿論,過去の貴重な遺産はnetに載せようがないものも
多々あります.それに人手も掛かるのでnet情報は貴重な情報の極一部であること
も確かです.だから,図書館や,現物の資料に当たらねばならないことは研究者の
義務ですが,新しい情報に関してはnetに載せ,世間の評価を受けるのが新しい研
究者の義務なのだと思います.その点でも情報の一方向的なテレビや新聞は存在
価値が薄くなって来ました.マスコミは相も変わらず勝手なことばかり言ってますの
で,そろそろ世間も見放す時では.私は何回かこのページに書いている通り,事実
の報道以外には既に問題にしていません.アナログ地上波が無くなるのがテレビと
決別するチャンスだと思っています.皆さんもこの機会にテレビとはおさらばしましょ
う.

netには素人でも好きなことを書ける.書いた人のレベルはちょっと見では分からな
い.だから,次亜塩素酸ソーダが酸であったりインヴァ・ムラが他界したことになって
しまったりと目の当てられないような嘘が一人歩きするので,受け止める側が正確
に価値判断できないと飛んでもないことになります.この辺になると私はもう全く結論
を持っていません.嘘ばかりのnet情報の中から真実を見つける目を養うことがこれ
からの課題なのでしょう.もっともこれができる人は新聞やテレビのデタラメ報道に
惑わされることもないに違いありませんが.

実はゲイツ奴隷が今日のテーマの予定でした.この件については,いつものように
持ち越し.






トップへ
戻る
前へ
次へ