
あれやこれや
何十年もの昔話.モモママが未だモモママでなかった頃の話.私は当時も熱帯魚を
飼っていましたので,ペットショップは日常のお出掛けコース.“ネオンテトラ:1匹100
円,10匹600円”の正札を見て,未来のモモママ“生き物に値段を付けるなんて可哀
想”.そう言われるまで,私は先日書いた“生命への冒涜感”(2007.9.26 アリはパソ
コンで飼いましょう,他)を魚に対して感じていなかったのです.因みに未来の(現在
も)モモママは水族館の水槽で泳いでいるマグロを見て“わさびと醤油を持ってくるの
を忘れた”と言うほど食欲が先に立つ人です.
生きた魚を見ても美味しそうとは思いませんが,クルミやカシュー等の木の実と赤福
(今川焼きにも)には唾液腺が刺激されます.赤福屋さん,詰まらないバッシングに
負けずに早く立ち直って下さい.その時は,古い赤福は“賞味期限切れですが食べ
られます”とハッキリ書いて半値(もっと安くても良い)で売るんですよ.焼却処分など
決してしないように.それが正義です.
牛肉に豚や鳥を混ぜたとかで捕まった社長さんがいます.豚だって鳥だって食料
(私はそうは思っていませんが)なのだから,しかも私が食べる可能性はないのだか
ら,混ぜたって全然構わないと思うのですが,食物アレルギーのある人にとっては困
ったことかも知れません.だからその点で,この違反は赤福よりは多少罪深い.で
も,豚さんや鳥さんの命の犠牲の上の偽装だと思うと単純な偽装と違って,胸に痛
みを感じませんか? 犠牲になった豚や鳥がまるで偽物の生き物のよう.これでは彼
らは浮かばれません.間違いなく化けて出るでしょう“恨めしや〜〜”.
殺した動物の種類が違うと問題になる.私はこのことにマスコミで取り上げられてい
るのと違う,別のポイントで釈然としないものを感じています.ましてや,鳥の種類が
違うというだけでも偽装として全国版に取り上げられてしまった業者があります.分
からなければいいじゃないか,不味ければその店で買わなければいいじゃないかと
思ってしまうのですが.これも不健全な考えですね.でも,腐ったり汚染された物を
売られてはかないませんが,売られていたのは元は自分なりには楽しくちゃんと生き
ていた動物達なんですよ.
全く同じものが10倍の値段で売られていたら買う訳がありません.銘柄で可哀想な
動物を選ぶような浅はかな人はどんどん騙されればいいのです.“何とか鳥だ,旨い
旨い”と知らずに食べていれば,それはそれで幸せなのではないでしょうか.私は偽
装した人の味方です.鶏肉を食べるような野蛮人からはうんとうんとふんだくれば良
いのです.なぜなら,私は絶対に鶏肉なんて食べないのですから.
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