あれやこれや

2007年12月17日
ジロちゃんの春


タイトルは新聞社が良くやるようなヤラセを含んでいるかも知れません.

先日の通勤途上のこと.ヒドリガモが岸辺近くに集まっていて,特徴のモヒカン模様
(但しヒドリガモのモヒカン刈は白)もくっきり.絶好のシャッターチャンスでしたがカメ
ラなど持ち合わせていない.という訳で,折角小さなデジカメに更新したのだから,今
後は持ち歩くことにしました.巨大犬(2007.2.20 朝犬夕猫)に遭遇したら証拠写真を
写すことだって出来ます.

早速,今朝のカモ(?)はコサギ.コサギは写真の通り遠目には美しいのですが器量
が悪い.Cさんによると足の黄色いところが素人には分かりやすいポイントだとか.
で足まで見えるように写しておきました.

  
      顔の不細工なコサギ       黄色い足が特徴(分かるかな?)


次なるカモは本当のカモ.オナガガモです.岸部近くでワサワサと餌を採っていまし
た.カモのくせに水が怖いオナガガモはこのように潜ることが出来ません.意気地無
しなのか自慢の長い尾(客観的には長いとは思われない)を見せるためなのか.何
れにしても変な姿です.

  
    オナガガモ(手前の2羽が雌)  自慢の尾を見せて本人は潜水中のつもり

そして見つけました.我らがジロちゃん.と思ったら新孤独ガモであるキンクロハジロ
のメス,キンちゃんでした.とってつけたような余りに安易なネーミングは許して下さ
い.キンクロハジロのメスは美しいオスと違って,ただ茶色いだけで取り立てて美しく
はないのですが,やはり頭の後ろの小さい冠羽がなんと言っても可愛い.1人で居る
のでてっきりジロちゃんだと思って写したのですが,これはキンちゃんでした.

       
         新孤独ガモのキンちゃん(キンクロハジロの雌)
          頭の後ろの寝癖のような冠羽が可愛い

そして遂に見つけました.我らがジロちゃん.何と,孤独ガモではなくなっていたので
す.新しい旦那さんに寄り添って仲むつまじく泳いでいました.季節はこれから忌ま
わしい冬になるというのにジロちゃんだけは春を迎えたという訳です.人(鴨)の恋路
を邪魔したくありませんので,写真は写しませんでした.

写真が下手なのは買ったばかりで腕が未熟なこととカメラが安物であることが原因
です.カメラに詳しいKさんによると“自然物,特に生き物を写すのは難しいので,そ
んなカメラじゃ無理だ”と言って慰めてくれますが,それは目的とするレベルの問題.
私はもうちょっとだけくっきりと写せれば満点だと思っているのですが・・・.






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