![]() コーヘルスオジレイ通り(Cogels-Osylei) レトロな様式の豪奢な建物が立ち並ぶ。 |
![]() コーヘルス・オジレイ通りに面している 建物の1つ。重厚な雰囲気が漂う。 |
![]() ユニークな形の窓 ![]() 素敵なアールデコ調の家 |
ベルギー第2の都市、ダイヤモンドの街として有名なアントワープにアール・デコ、アール・ヌーヴォ-、ネオ・ルネッサンスなどレトロな様式の家が立ち並ぶコーヘルス・オジレイ(Cogels-Osylei)通りという町がある。20世紀初頭に金持ちが競い合ってそれらのような様式の建物を建て、現在では国の重要文化財になっている。 アントワープ中央駅前から市電で10分程で最寄駅のBerchemに着いて、左手に行ったところがコーヘルス・オジレイ通だ。アール・デコとかネオルネッサンスといったことはよく分からないのだが、曲線の窓、ベランダ、出窓、壁の文様、装飾など様々な部分が洒落ていて凝った造りの豪奢な建物がずらりと並んでいてとても美しい町並みだ。一軒一軒その美しさに見とれながら歩いた。 その通りの多くの建物に、教会の鐘の塔やお城の塔のような物が付いている。もちろん実際の塔などより小さいのだが、贅沢な造りが金持ち階級が住んでいた雰囲気を漂わせている。他の部分の家の造りといい「どうだ私の家はいいだろう」と金持ちが自慢している姿が目に浮かんでくる。 国の重要文化財だけあって建物の手入れはいい。だが、今でも人が住んでいる。昔は金持ちが住んでいたが、今はどうだか分からない。でも止めてある車を見ると高級車はほとんど無い。時々建物の中から出てくる人々はジーンズにダウンのジャケットをはおって自転車に乗っている人など、いかにも裕福だといった人ではない。もちろん外見では分からないけど。 重要文化財とはいえ観光客は時折姿を見かける程度で、建物の壮麗さを除けば普通の住宅の雰囲気だ。夢中で写真をパシャパシャ取っていて、その横を住民が通るのだが気に留められている様子は無い。一応観光客に慣れているのだろう。 |
![]() レンガ造りの古い建物に、赤い花 の植木鉢が華やぎを添える。 |
![]() レンガ造りの家の彫刻。このように細かい部分の 装飾なども凝っていて、見ていてとても楽しい。 |
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コーヘルス・オジレイ通り(ベルギー,アントワープ市)[1]⇒[2]
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