01年12月23日・1月6日分
第40話「輝きをなくしたケースケ」
 
 ああああ、段々このサブタイトルの「話数」の部分を打ち込むのがつらくなってきました・・・もう、40話だよ・・・T−T あと3話しかないよ・・・。

 昨年暮れに強烈な破壊力をもって放映された39話ラストのひきの続き・・そう、突如クリスマスの日に帰ってきた?ケースケのその後の話です。

 さすがにここまでくると、どうしてもストーリー追いの部分は出てきちゃいますね(苦笑)でも、その割りには、その進行速度(描写)は思ったほどは「急ぎ足」・・・ってほどではないのが「コメットさん☆」らしいですね。(ただ、大元のケースケ帰国という展開は、やっぱりちょいと「」だった気がしなくもないですが・・・^−^)

 この「コメットさん☆」という作品の中で唯一うさんくさい存在「タンバリン星国&そのカメレオンビト集団」。どうしてもこの団体さんが絡んでくるとちょ〜っと物語はキナくさくなりますよね・・・。まぁ、広げた風呂敷を(ずい分広げっぱなしでしたが 笑)たたむ為しょうがないのかもしれませんが、この「善人な世界」にあっては「浮いてしまう」んですよねぇ(笑)
 とりあえず、なんとなくあのケースケが偽者で、どうやら件の王子らしい・・・ということまでは分かりますが、さて、何故ここで「急に」「ケースケの姿をして」現れたのでしょう?
 まぁ、「急に」の方はシリーズ構成上かもしれませんが(苦笑)「ケースケの姿をして」はやはりコメットさん☆ゆえなのでしょう。2人のお妃候補をミラさん&カロンによって観察、どちらならば、「輝きを失った?王子」を立ちなおらせられるか?王子に(報告を聞かせ)選ばれたのが(とりあえずキツクなさそうな)コメットさん☆の方だったと。
 で、1番親身になってくれそうな存在のケースケの姿を借りたのでは?(でもこの考えで行くとケースケのオーストラリア旅立ちとかも仕組まれたこと・・とかだったら嫌だなぁ・・まぁ、そこまでは無いと思いますが)
 
 この辺りに絡んでくるんでしょうけど、今回のミラさん&カロンの言動はちょっと不自然「過ぎ」な部分も感じられたので・・・。あの2人も両姫さまに対して、「偽らざる好意と感謝の念」をいまだ十分持っているハズだとは、思います、思いたいです。しかし、さすがに相手が自国の王子ともなると、そちらを優先的に守る立場からくる「今回の諸々の言動」・・・ということだったと・・・。(なのか?)
 なんつぅーか、もうちょっと「不器用な姉弟」というイメージがミラさん&カロンにはあるんで、「ルックスをいかしてモデルとか・・」とかのセリフ聞いちゃうと、コメットさん☆同様、目が点な反応をしてしまう・・・(笑)
 再登場は素直にうれしくもあるんですが、出来れば策略に絡むよりは、策略を知って2人に助けを求めてくるような展開のが、あの2人には「合う」気がしてちょっと引っかかったんで・・・。(細かい点なんですけどね。でも「コメットさん☆」は各キャラのイメージがしっかり出来上がっているんで、そこのポイントを外すと些細なことでも引っかかるのも事実なんです。)

 さて、で、やっぱり観てて切ないのはコメットさん☆の心情でしょう。
 冒頭で景太郎パパに「(復活を)信じないか?」と言われ、1も2も無く「信じます!!」と即答していたコメットさん☆(&剛くんと寧々ちゃん)・・・。いろいろ気づかい、元気になってもらおうと働きかけるコメットさん☆(&剛くんと寧々ちゃん)・・・。ああ、観てて切ない(苦笑)
 海の上、雲の上でケースケについてみんなで話し合ってる時・・・海に関連しなくても、他の輝きをみつけるのもよいのでは?といった展開になった時、力強くそれを否定するコメットさん☆!!
        「違うっ!!やっぱりケースケは海っ!!」
 強引にケースケを引っ張って(冬の)海に飛び込んでしまうコメットさん☆!!驚くみんな。今回の話の中でミラさん&カロンのセリフなどでも「コメットさまは御優しく、強引なことはしない・・・」みたいな語られをしていますが(こういう一方的な観点になっちゃってるというミラさん&カロンってのも納得いかない部分でもあるんですが・・・)確かにそういう部分も姫さまの魅力の1つではありますが、(最近は結構いろいろ悩むことは多くなりましたが)本来コメットさん☆は「こうと思い込んだら」突っ走る部分ってちゃんと持ってたキャラだと思うのですよね。
(例えば以前「ラバボー誘拐事件」の際パニっ君を諭したきびしい口調とかもそうですし、強引に足を捻挫したケースケを病院に連れてったり、「けんかはよくない」と自らケースケに謝りに行ったり、どうしても応援に行きたくて風になってケースケの選抜大会に駆けつけたり・・・結構、行動派でもありますよね☆ ああ、でもほとんどケースケ絡みばっかり・・^−^”
 そんな気の強い部分が、この土壇場な状況で久々に発揮された感じがして「おおっ♪」と思ったシーンでした♪で、そのあとのこのシーン・・・

「思い出して、ケースケ!」
「いつからかケースケの夢は、私の夢にもなったんだから」
「ケースケは海の事故でお父さまを亡くされたんだよね。でも、海が大好きだったお父さまの意志を継いで、ケースケは海を嫌いになんてならなかった。」
「それより海が好きでいたから、事故に遭った人たちを助けてあげることを目指したんだよね。その人たちにも、ずっと海を好きでいて欲しいから。」
「みんなを守ってくれるケースケ、そんなケースケは素敵だもんっ、

        忘れちゃヤダっ!!」

 何で「海が好きなケースケ」にコメットさん☆がこだわったのか・・・こういうことだったのですね。(ついでに何でコメットさん☆がケースケに惹かれていったのかもよくわかる・・ああ、こんなこと言われたら、言われたら・・・・・笑)
 この後、泳げない&自分に浴びせられた「こんな真似しやがって!!バカ野郎っ!!」で完全に「この人は違うっ、ケースケじゃない!」と確信に至る姫さま。今まで投げかけられたどの「バーカ」「バカ野郎」とも違うその言葉に・・。

 あと藤吉夫妻がよかったですね・・・。温かく見守る視点ときっちり叱る部分と。やっぱりこの手のお話は大人の描写がしっかりしてないとね。
 先にもちょっと触れましたが(それと、過去にも何度か書いてきましたが)剛くんと寧々ちゃんもすごくケースケのこと心配してて、ホントにこの2人も慕ってるんだなぁ・・・と感じました。(この辺の2人がケースケと初めて会ったときの話とかも観てみたかった気がするんですが・・・ううっ今となってはかなわぬ夢 T−T)

 あと、やっぱり何のかんので頼られてるメテオさん&やっぱり気になってやって来ちゃうメテオさんが♪前回、あんな姿を魅せてくれても、ちゃ〜んといつものメテオさん(笑)なのが楽しい。(やはり1本釣りが得意? ^−^)
 しかし、「またタンバリン星国の諜報部員!?」何て言ってましたが、今瞬&王子、それぞれに対してのメテオさんのスタンスは、今回ではまだハッキリとはわかりませんでしたね。(これで王子が出てきたとして・・・どうするのやら??)

 そうそう、前回のクリスマスプレゼントとしてもらった赤いコートを早速着てましたね〜♪>コメットさん☆
 ヨット上で縫いぐるみのふりしてコロコロ転がってくるラバボーが何か好き(笑)あと「御優しいメテオ様」発言を聞いて「はぁ〜〜〜!?」と驚愕するムークさんも(笑)

 そして次週の予告。「細かいこと気にするなよ!」(男コメット☆)
そんな、無理言いなさんな(笑)ああ、泣いてるコメットさん☆の涙の訳は?本物ケースケは登場するのか?そして、あのシルエットの主は!?(笑)ああ、待ちどおしいような次週が来て欲しくないような・・・.   02.01.10
第39話「サンタビトになりたい」
 
 沈没しております(笑)先ほど、この感想を書くにあたり4回目を観たのですがまだ泣ける。キャラクターの思いのたけが伝わってきて心がゆさぶられます。ああ、いつもにも増して長くなりそうですが・・・しばしお付き合いをば。

ああ、メテオさん、メテオさん
何といってもまずはメテオさんでしょう。コメットさん☆1押しの私なれどもう、べた惚れしてしまうほどの素敵さ。1人の人間として、本当に魅力的な存在です。放映当初より様々な輝きを放ってこられましたが、ここまで描きこまれることになろうとは!?
 ある意味、この作品のもう1人の主役ですね。そして、本当にスタッフに愛されてる、そんなことが作中からひしひしと伝わってきます。

 今瞬とのライブの最中、「My Muse」がコメットさん☆のために作られた歌だとムークに聞かされて、それに背を向けて答えるメテオさん。
「そんなこと・・・・分かってたわよ!!あの歌を聴けば、誰だってわかるったら分かるのっ!!」
 いつもの知ったかぶりの強がり?いいえ、やっぱりメテオさんもさすがにあの詞を見てある程度は察していたのでしょう・・・。ただ、それを自分の中で認めてしまいたくなかったので「自分のため」と思い込もうとしていたのではないかと・・・そんな気がします。(実際、メテオさんって見かけより全然気がつく人ですよね)続く「お馬鹿さんね、ムークは、」この辺から鼻声・・・本多さんのすばらしい表現っ!!顔を伏せて・・前髪で表情は見えない・・(演出見事)。「だから、だから、分かってないのはコメットだけじゃないのっ!!」ほとばしる感情の叫び、上に向かって場面がシフトし雲上のコメットさん☆のシーンへ・・。(ここのつなぎの演出もかっこいいっ!)

 そして、雲の上でのコメットさん☆との対峙のシーン。
「これ以上私に恥をかかせるなら、覚悟というものがあるのよ!!」
「泣くわっ!!」「ええっ!?」
「泣くわったら泣くわっ!!」
 今瞬が喜ぶのなら・・・あのメテオさんが自分のプライドを捨ててまでもとったこの行動。最初は強気に叫んでたけど、溢れてくる涙。下を向き歯を食いしばって必死にこらえて・・・。みんなみんな、メテオさんというキャラを知っているから・・・今まで積み上げられてきた描写が、それを十分に伝えてきているから・・・切なくて胸が痛みます。あのメテオさんが身を引いて訴えているこの姿がいとおしいです・・。(ここでCM入るんですが、「えっ!?もう半分経っちゃったの!?」と初見の時凄く驚きました。逆に後半は「え、これだけの内容、よく後半半分に詰め込めたなぁ〜と驚いてました。)

「あ〜〜〜〜〜っあ〜〜〜〜〜っ逃げたぁ〜〜〜〜〜〜!!」
ついに小さい子のように泣き出してしまうメテオさん。雲の上、ぽつんと1人取り残されたような(あ、いやムークさんはいますが)描写が寂しさを増して・・。

 少し落ち着いて?護岸で今瞬の乗ったクルージング船を見つめ、「今さら私が行ってどうなるというの・・・」と寂しげに。しかし、ムークさんの言葉にハッとなって・・。
1人でいる彼のため。自分ではコメットの代わりにはなれないけれど、それでも1人で過ごしている彼のために・・・。
 ドレスをまとい、髪を上げて・・・今の精一杯の自分で今瞬のもとを訪れるメテオさん。この一連のシーン、作画陣のみなさま、素晴らしすぎです・・・・T−T メテオさんの笑顔が・・・あああああ(壊れてどうする? 笑)
 メテオさんが今瞬に椅子を引かれて席につく時・・・ムークさんが喋ろうとするところを無言で(ペンダントに手を当てて)さえぎる描写が・・・ものすごくよかったです!!

「コメット・・・コメットを誘ってみたのだけど・・・貴方が喜ぶと思って・・・。でも、あの娘は忙しいらしくて・・・」
 最初の「コメット」の後で、ちょっと詰まるんですよね。ぐっと耐えてその後続ける・・といった感じで・・・・・ううっ T−T
「でも、現実にそばにいるのは私ですわ・・・」「えっ!?」「いえ・・・なんでも・・・」
つい・・・押さえてた気持ちが出てしまった・・寂しげな横顔が切ない。
「そうだね、今度は君の歌を作らなきゃ。」
(最初っからそうせいっ!!という突っ込みは後まわしにして)ハッとなり微笑みに涙が溢れ・・・下を向いて顔を伏せて・・・。(再び前髪でその表情を見せない演出!!でも今度のその隠された表情は、先のものとは違って・・・・☆)
 今瞬がどんな思いからこう言ったのかは、かなり難しい所なのですが、きっとそれはメテオさん本人も分かってはいるのでしょう。でもそれでもきっと、今はその言葉だけで十分なのでしょう・・・彼女にとっては・・・。

「ありがとう、サンタビトさんっ!!」「えっ!?」
「コメットに言ってるんじゃないわ、サンタビトに言ってるのよ!!・・・・お礼を言うわったらお礼を言うわ・・・」
メテオさんらしいシーンです。今回はこの、最後の最後までちゃんとメテオさん&コメットさん☆のフォローがあって大満足です♪♪

 で、コメットさん☆はと言えば・・・(ええっ、ここまでで、まだ半分!?)
冒頭から先週の今瞬からの電話を引きづってのお悩みモード。1人になるとつい悩んでしまう。でも剛くんと寧々ちゃんの前ではいつものコメットさん☆に。2人に(コメットさん☆のところにはサンタさん来るかなぁ〜と)いぶかしがられて「あはっ!コメットさん☆もいい子♪」「え〜〜〜、ダメぇ〜〜〜?」なんてやってて楽しいんだけど、やっぱり無理に明るくふるまってる感じがして・・・。(メテオさんのクルーザー内でのシーンもそうだったんですが、このクリスマスネオンに彩られた商店街の明かりの雰囲気の出し方、上手ですね〜。ほのかにキャラの顔に光がさしてて・・・。)

 無理に無理に今瞬の件を深く考えないようにしようとしていくコメットさん☆。やっぱり、こういうことは、まだちょっと・・・と、こと恋愛絡みについてだけは相変わらず後ろ向きな考え。
 今回のお話はそんなツケが、ついには逃げられない形で姫さま自身に突きつけられる話でした。正直、そこまでやるんか!?と思ったほどです。コメットさん☆というキャラはその天然さ(笑)、無心のやさしさゆえに成り立っているのですが、実際そのやさしさは両刃の刃。無心さゆえに誰にでも分け隔てなくやさしく、それゆえ人を傷つけることになってしまうことも・・・。
 でも、この手のお話ではそんなことは当たり前で、みんなに好かれる主人公、それでいいじゃない?ってので最後まで通してしまうものなんですが「コメットさん☆」は・・・・違ったんですね・・・。
 私は、本来コメットさん☆には恋愛絡みの話より剛くんと寧々ちゃんとかとの日常話を多く望むスタンスでいたのですが・・・夏頃からのケースケとの話を観せられて、コメットさん☆の(日常話だけでは見えてこない)更に多くの魅力を描き出すスタッフの力量に魅せられ、「恋愛方面に展開しても、ついて行きます、最後まで」と思い直したことがありました。今回の話は、まさにその集大成の1つのように感じました。

 メテオさんに代わりに今瞬との食事会に行きなさい、と懇願?されて当惑する姫さま。初期の頃の、ただただ無邪気なコメットさん☆なら行ってしまうかもしれません。でも彼女は言います。「ごめん・・・私、そんなこと出来ない・・」
 メテオさんの気持ちが分かるから、今瞬の好意が分かるから、そしてそれに対して、どう答えたらよいのか、自分の気持ちが分からないから・・・・。遂にはその場を逃げ出してしまうコメットさん☆!!
 ここで格好いい振る舞いでことの次第を済ませずに、逃げ出してしまうという、主人公にあるまじき行動に出てしまうコメットさん☆の描写が、今まで天使のように描かれてきた彼女を我々にとても身近な存在に感じさせます。
「どうしよう・・・」
ラバボーをラバピョンの所にやって、1人になってつぶやきます・・・。
どうしてこんなことになってしまったのだろう。一体自分はどうしたらいいのだろう。
わからない、もう、八方ふさがりの、どうしようもない時に絶妙のタイミングで現れる王様サンタビト!!(上手いですね・・・・練りこまれた脚本)
 救いを求めるように飛んでいくコメットさん☆
「ねぇ、教えて、サンタさん!!」「私、逆に傷付けちゃって・・・どうしたら私、ちゃんとしたサンタさんになれるのかな・・・?」
「それはまず自分が楽しい気持ちになることじゃな。楽しい気持ちじゃない人からプレゼントをもらっても、誰もうれしくはないからな」
「あ、でも・・・楽しい気持ちには、今、なれないんです・・・。」
「では自分にあげるプレゼントをかんがえてごらん?」「自分に?」
「何がもらえたらうれしいかな?どんなことが起きたら楽しくなれるかな?」
「・・・何だろ・・・?」

 サンタビト王様と一緒にプレゼントを配って廻りながらだんだん元気になっていくコメットさん☆ この描写のくだりが・・・・ものすごくツボに効いて泣けてきます。(ゲンちゃんの犬の縫いぐるみギュッ!のシーンで「あはっ!可愛いっぎゅうぎゅうって!」のシーンのコメットさん☆が♪♪)
 「やっぱり、みんながよろこぶ顔!!それ想像するだけでも楽しいっ!!」
 また人を傷つけてしまうかもしれない、でもやっぱりみんなのよろこぶ顔が好き、だから自分の良かれと思うことを今まで通りがんばっていこう、それしか出来ないのだから・・・。そんなことを考えたのでしょうか?100%ふっきれたわけではないのでしょうけど、自分の気持ちの持ち所を見出したコメットさん☆が降りしきる雪の中無邪気にはしゃいで回っているシーンが実は今回の私的最大の泣きシーンだったりします。王様の視線が温かいです。
「人は誰でも自分に自信が無くなってしまうことがある。特に人を傷つけたりしたら胸が痛む。だがコメット、お前が楽しい気持ちを失ってしまったら人をよこばせることは出来なくなってしまうのだよ。
 サンタの仕事はね、想像することしか出来ないけれどよろこんでくれることを願うこと、そしてよろこんでくれることを信じること・・・」

セリフは途中で途切れますが・・・・さすがコメットさん☆のお父さま、だてにハモニカ星国の王様やってるわけではないですね(笑)個人的にも思うことの多い、心にしみるお言葉です。

実は王様だったとわかって屋根の上でたたずむシーン。「ありがとう・・お父さま」
コメットさん☆がすごくうれしそうでまたもらい泣き。^−^”
 いつもと違い?心配でラバピョンとともに戻ってくるラバボー。「うふっ、みんなでサンタビトやろっ!そぉうれぇーーーーーーっ!!」いつもの元気に完全に戻って2人を抱えて屋根を滑り降りるさまが本当に楽しげで・・・♪♪
「しぃっ。そっとだよ。ちゃんちゃちゃ♪・・・うわぁっ!?」ばばっ!!「サンタさんありがとぉーっ!!」何かコメットさん☆変な前奏歌ってるし(笑)剛くんと寧々ちゃん待ち構えてるし(笑)ああ、楽しいなぁ〜♪「じゃ、みんなでほわほわっとサンタさん、やる?」「やるぅーーーーっ!!」どーーーーーーーん!!流れはじめる「星のトレイン」♪

 この後の本物のサンタさんの登場は、ちょっと蛇足な感じもするのですが(あえて出さない方がより現代のファンタジーっぽくて)でも王様とヒゲノシタのあのよろこび様を見てると「まぁ、いいか☆ ^−^」なんて温かい気持ちにさせられます。
「みぃーんなみんな、楽しくなあれ・・・」
寝息を立ててる2人をやさしく包むコメットさん☆・・・そして、メテオさんのところにもやってきて・・・。「あ、あのぅ・・・私、もう一度ごめんなさいを・・・」
無神経にふるまってしまった自分の行動を?メテオさんをほったらかして逃げ出してしまったことを?よくわからないけれど、でも自分はメテオさんに謝らなくてはいけない、そういう思いなのでしょう。これも、一歩間違うと相手に対しては単なる追い討ちにしかならなかったりもするのですが、この物語はそこまでの仕打ちはしません・・・。
「ありがとう」思わず聞かされたその言葉に全てが救われる想いで目を閉じるコメットさん☆・・・・・こんな展開を魅せてくれるお話だから・・・だからこの作品が大好きなのですよ!!
 最後に自分のためのサンタビトとなるコメットさん☆
「どこかでこの空を見ている人へ。私と同じ気持ちでこの空を見ている人へ、星の輝きをプレゼント・・・・。エトワールっ!!」
私と同じ気持ちで・・・って、ええっ、いつのまにそんな自信を!?(笑)

 あと今瞬についてもちょっと(まだ書くんかいな? ^−^”)
メテオさんに「あの歌」の意味となんで歌ってもらったのかをちゃんと話したのはよかったけど、それは先に話しておくべきことだろうし、そういう理由でもやっぱり自ら歌うことでコメットさん☆に伝えるべきことには違わないと思うのでやっぱり全面無罪・・・ってことにはならんでしょうなぁ〜(笑)
 あと少女漫画的に?深読みさせてもらえば、ああは言ってますが、やっぱり今瞬はコメットさん☆に惹かれたんだろうと思います。でも彼女がそういうことを超越した高みにいること、こういう思いをぶつけられることに戸惑っていることを感じ取ってたんじゃないかって気がするんです。だから「そういう立場で追いかけることはとりあえず休止」したんじゃないかと。
 「じゃあ、メテオさんの件は?」と言われそうですが、メテオさんに惹かれ始めてるのもまた多分事実なんでしょう。彼もまだ自身のその辺の気持ちはよくはわかってないんじゃないかと・・・そんな目で今回の話を私は観ました(笑)

 他にも剛くんと寧々ちゃんのことや景太郎パパの鼻メガネのこととか(笑)いろいろ書きたいことは多いのですが、なんぼなんでもこの長さゆえ、とりあえずは・・・。
 ああ、しかし、シリーズ構成上しょうがないんでしょうけどラストのケースケ登場。せっかくの幸せに浸っていた気分に見事に水をさして終わらせてくれました。T−T
う〜〜〜〜〜〜余韻に浸りたかったよ〜〜〜〜〜〜〜(←わがまま)
 しかし、予告でミラさん(と、カロン 笑)再登場〜〜〜〜〜♪♪うれし〜〜ああ、でも次回は年明け。しかもそれ含めてあと4回・・・うううっ

 はい、ここまで読んでくださった方ありがとうございました☆ 01.12.29