第40話「輝きをなくしたケースケ」
ああああ、段々このサブタイトルの「話数」の部分を打ち込むのがつらくなってきました・・・もう、40話だよ・・・T−T あと3話しかないよ・・・。
昨年暮れに強烈な破壊力をもって放映された39話ラストのひきの続き・・そう、突如クリスマスの日に帰ってきた?ケースケのその後の話です。
さすがにここまでくると、どうしてもストーリー追いの部分は出てきちゃいますね(苦笑)でも、その割りには、その進行速度(描写)は思ったほどは「急ぎ足」・・・ってほどではないのが「コメットさん☆」らしいですね。(ただ、大元のケースケ帰国という展開は、やっぱりちょいと「急」だった気がしなくもないですが・・・^−^)
この「コメットさん☆」という作品の中で唯一うさんくさい存在「タンバリン星国&そのカメレオンビト集団」。どうしてもこの団体さんが絡んでくるとちょ〜っと物語はキナくさくなりますよね・・・。まぁ、広げた風呂敷を(ずい分広げっぱなしでしたが 笑)たたむ為しょうがないのかもしれませんが、この「善人な世界」にあっては「浮いてしまう」んですよねぇ(笑)
とりあえず、なんとなくあのケースケが偽者で、どうやら件の王子らしい・・・ということまでは分かりますが、さて、何故ここで「急に」「ケースケの姿をして」現れたのでしょう?
まぁ、「急に」の方はシリーズ構成上かもしれませんが(苦笑)「ケースケの姿をして」はやはりコメットさん☆ゆえなのでしょう。2人のお妃候補をミラさん&カロンによって観察、どちらならば、「輝きを失った?王子」を立ちなおらせられるか?王子に(報告を聞かせ)選ばれたのが(とりあえずキツクなさそうな)コメットさん☆の方だったと。
で、1番親身になってくれそうな存在のケースケの姿を借りたのでは?(でもこの考えで行くとケースケのオーストラリア旅立ちとかも仕組まれたこと・・とかだったら嫌だなぁ・・まぁ、そこまでは無いと思いますが)
この辺りに絡んでくるんでしょうけど、今回のミラさん&カロンの言動はちょっと不自然「過ぎ」な部分も感じられたので・・・。あの2人も両姫さまに対して、「偽らざる好意と感謝の念」をいまだ十分持っているハズだとは、思います、思いたいです。しかし、さすがに相手が自国の王子ともなると、そちらを優先的に守る立場からくる「今回の諸々の言動」・・・ということだったと・・・。(なのか?)
なんつぅーか、もうちょっと「不器用な姉弟」というイメージがミラさん&カロンにはあるんで、「ルックスをいかしてモデルとか・・」とかのセリフ聞いちゃうと、コメットさん☆同様、目が点な反応をしてしまう・・・(笑)
再登場は素直にうれしくもあるんですが、出来れば策略に絡むよりは、策略を知って2人に助けを求めてくるような展開のが、あの2人には「合う」気がしてちょっと引っかかったんで・・・。(細かい点なんですけどね。でも「コメットさん☆」は各キャラのイメージがしっかり出来上がっているんで、そこのポイントを外すと些細なことでも引っかかるのも事実なんです。)
さて、で、やっぱり観てて切ないのはコメットさん☆の心情でしょう。
冒頭で景太郎パパに「(復活を)信じないか?」と言われ、1も2も無く「信じます!!」と即答していたコメットさん☆(&剛くんと寧々ちゃん)・・・。いろいろ気づかい、元気になってもらおうと働きかけるコメットさん☆(&剛くんと寧々ちゃん)・・・。ああ、観てて切ない(苦笑)
海の上、雲の上でケースケについてみんなで話し合ってる時・・・海に関連しなくても、他の輝きをみつけるのもよいのでは?といった展開になった時、力強くそれを否定するコメットさん☆!!
「違うっ!!やっぱりケースケは海っ!!」
強引にケースケを引っ張って(冬の)海に飛び込んでしまうコメットさん☆!!驚くみんな。今回の話の中でミラさん&カロンのセリフなどでも「コメットさまは御優しく、強引なことはしない・・・」みたいな語られをしていますが(こういう一方的な観点になっちゃってるというミラさん&カロンってのも納得いかない部分でもあるんですが・・・)確かにそういう部分も姫さまの魅力の1つではありますが、(最近は結構いろいろ悩むことは多くなりましたが)本来コメットさん☆は「こうと思い込んだら」突っ走る部分ってちゃんと持ってたキャラだと思うのですよね。
(例えば以前「ラバボー誘拐事件」の際パニっ君を諭したきびしい口調とかもそうですし、強引に足を捻挫したケースケを病院に連れてったり、「けんかはよくない」と自らケースケに謝りに行ったり、どうしても応援に行きたくて風になってケースケの選抜大会に駆けつけたり・・・結構、行動派でもありますよね☆ ああ、でもほとんどケースケ絡みばっかり・・^−^”)
そんな気の強い部分が、この土壇場な状況で久々に発揮された感じがして「おおっ♪」と思ったシーンでした♪で、そのあとのこのシーン・・・
「思い出して、ケースケ!」
「いつからかケースケの夢は、私の夢にもなったんだから」
「ケースケは海の事故でお父さまを亡くされたんだよね。でも、海が大好きだったお父さまの意志を継いで、ケースケは海を嫌いになんてならなかった。」
「それより海が好きでいたから、事故に遭った人たちを助けてあげることを目指したんだよね。その人たちにも、ずっと海を好きでいて欲しいから。」
「みんなを守ってくれるケースケ、そんなケースケは素敵だもんっ、
忘れちゃヤダっ!!」
何で「海が好きなケースケ」にコメットさん☆がこだわったのか・・・こういうことだったのですね。(ついでに何でコメットさん☆がケースケに惹かれていったのかもよくわかる・・ああ、こんなこと言われたら、言われたら・・・・・笑)
この後、泳げない&自分に浴びせられた「こんな真似しやがって!!バカ野郎っ!!」で完全に「この人は違うっ、ケースケじゃない!」と確信に至る姫さま。今まで投げかけられたどの「バーカ」「バカ野郎」とも違うその言葉に・・。
あと藤吉夫妻がよかったですね・・・。温かく見守る視点ときっちり叱る部分と。やっぱりこの手のお話は大人の描写がしっかりしてないとね。
先にもちょっと触れましたが(それと、過去にも何度か書いてきましたが)剛くんと寧々ちゃんもすごくケースケのこと心配してて、ホントにこの2人も慕ってるんだなぁ・・・と感じました。(この辺の2人がケースケと初めて会ったときの話とかも観てみたかった気がするんですが・・・ううっ今となってはかなわぬ夢 T−T)
あと、やっぱり何のかんので頼られてるメテオさん&やっぱり気になってやって来ちゃうメテオさんが♪前回、あんな姿を魅せてくれても、ちゃ〜んといつものメテオさん(笑)なのが楽しい。(やはり1本釣りが得意? ^−^)
しかし、「またタンバリン星国の諜報部員!?」何て言ってましたが、今瞬&王子、それぞれに対してのメテオさんのスタンスは、今回ではまだハッキリとはわかりませんでしたね。(これで王子が出てきたとして・・・どうするのやら??)
そうそう、前回のクリスマスプレゼントとしてもらった赤いコートを早速着てましたね〜♪>コメットさん☆
ヨット上で縫いぐるみのふりしてコロコロ転がってくるラバボーが何か好き(笑)あと「御優しいメテオ様」発言を聞いて「はぁ〜〜〜!?」と驚愕するムークさんも(笑)
そして次週の予告。「細かいこと気にするなよ!」(男コメット☆)
そんな、無理言いなさんな(笑)ああ、泣いてるコメットさん☆の涙の訳は?本物ケースケは登場するのか?そして、あのシルエットの主は!?(笑)ああ、待ちどおしいような次週が来て欲しくないような・・・. 02.01.10 |