2005-05-24/TUE
もじゃーでございます。こんばんは。
また知らないうちに5月が終わろうとしています。春が去って初夏とか呼ばれちゃう季節ですね。ああ、どうして日本には四季があるんだろう。春夏秋冬は贅沢だから春秋冬でいいですよ？ヒトナツの恋とか真夏のアバンチュールとか諦めますから夏は訪れないで下さい。私にはご訪問をご遠慮下さい！私が一生のうち過ごすべき夏を全部チューブとサザンと山下達郎に分配しますから、その分春と秋をこっちにまわしてもらえないでしょうか。暑いのいやだー。それでもうちのベランダは花盛りです。あまり園芸に興味のないわたくしですが、おもわずカメラに納めてしまうくらいの花園ぶり。ああ植物たちは夏が嬉しいんだなあ。

今、個人的に京極夏彦祭です。久々に魍魎の匣を読み返して、久保の作中作はいいなあ、やっぱ「みつしり」は名文です、「ほう」も素敵です。初期の作品を読み返してみるとキャラクターが微妙に変化していっているのがよく解ります。関口君、よく喋ってるじゃないの。榎さんもまとも。京極堂はよく笑うなあ…。なんというか、狂骨の夢あたりからキャラクターが生きてくるというか壊れはじめるのかなと思いました。
京極といえば「姑獲鳥の夏」が映画化されてますね(遅すぎる話題)！キャスティングにこんなところで云々言っても仕方ないのですが、違うッ！京極は違うッ！榎さんは…まあ彫刻っぽいという感じじゃないけど…びっくりするほど目が大きいという設定を優先したんだろうなあということでいいとして、京極はトヨエツだろ！？そして木場が宮迫！いやお笑いを起用するのはいいんだよ、お笑い芸人は演技上手だ。でもそこで四角い顔の木場ならぐっさんの方がハマってないか！？と思って公式サイトをグルグルする私でした。でも小説を読んでるときの私の脳内木場が名探偵コナンの目暮警部だなんてことはナイショだ。