
第1章 始まりは突然に
ある日おかわんさんから電話が掛かってきた。そして次のように言われた。
「今度の木曜日って暇?」
の様に。この時、暇と言うと何か嫌な事が起こりそうだったけど何かトラウマがあるに違いない、ついその場の雰囲気に流されて暇です、と言ってしまった。そうしたら温泉に行こうと言う事であったので、OKした。(変な事でなくて好かった。)変なことって何だ!!!
後から何故に温泉に行こうと思うまでの経緯を聞いた所、名古屋旅行(未遂)の際に使おうと思っていた青春18切符が余ってしまったためここで使ってしまおうと言う事であった。しかも公営の温泉で500円位で入湯出来るとの事で、とてもリーズナブルなのであった。(それを早く言って欲しかった。それはご免なさい)
メンバーはおかわんさんとマサルさんと遠藤と僕の4人であった。しかし遠藤は前日の初釜後の飲み会(小暮の20歳と北の19歳のお誕生日祝いなので全員でノルマ生中39杯が設定された)で生中を10杯位飲んで(しかも殆ど一気飲みで)2日酔いに見舞われてしまったためいきなりリタイヤとなった。(←馬鹿だ。)おかわんさんもかなりラリッていたため、リタイヤとは行かないまでも(←主宰者が行かない旅行など前代未聞である。)絶対遅刻だと思った。10時国立駅集合になっていたので、(よく考えりゃ、始めは9時だったのに、遠藤がワガママを言うので10時に遅らせたんじゃないか)9時に起きた僕は、未だ寝ているであろうと思われるおかわんさんを起こそうと優しい心を以て電話をした。しかし予想に反して既に起床していた様子であった。(何故だー。)このショックで(多分相当ラリッていたおかわんさんよりも遅く起きてしまったという冷酷な事実に対するショックで)僕は集合時間よりも15分も早く国立駅に着いてしまった。しかしおかわんさんは集合時間には遅刻してきた。(結局こうなのである。そしていつもの様に無駄に走っていたのである。)そして水上温泉へと向かった。
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