担当:おかわん
ごきげんよう、皆さま。おかわんです。
「飛石連休はちゃんとした連休にする」との法律があるとおり、4連休です。
しかし、台風で土日の野球観戦が中止になるし、くそー。
その埋め合わせで今日の日ハムーオリックスを観ようと思ったら、寝坊するし、くそー。
あむみのコピペはこれぐらいにして、本題に入ります。第03話になってもまだ夏合宿本体の話には突入いたしません。もうしばらく「博多への道行」と題した各メンバーの与太話にお付き合い下さいませ。
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第03話 荒浪の瀬戸内海
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おかわんさんは鉄道旅だけでなく、船旅も好きである。
という訳で、
今回の合宿では、個人行動区間のうち神戸から九州上陸に至る旅程とプランニングを任されたオプションツアーでフェリーを活用することにした。
博多行きのぞみの最終は東京駅発18:53で、
第01話、第02話の会社員2人は会社を定時バックレで大丈夫だが、
神戸からフェリーに乗るとなると神戸出港は18:30。
普通に考えて、都内に勤務する会社員が会社帰りに間に合う時間ではない。
だが、そこはエセ会社員のおかわんさん。
「会社に行くから出港に間に合わなくなるんじゃないか。じゃぁ会社に行かなきゃいい」
と俺理論を展開、他の参加者より一足早く、金曜日から夏休み突入である。
神戸までは勿論のこと、青春18切符を使う予定。
8/7(木)夜、台風情報を見ると、フェリーが瀬戸内海を航行する時間帯を狙ったかのように、瀬戸内海が暴風圏に入る。
いくらフェリーが波風に強いからって、それは高速艇や水中翼船に比べればの話。いかんせん台風が相手では分が悪い。
台風で転覆した青函連絡船・洞爺丸(タイタニックに次ぐ世界第2位の海難事故)の例もある。
それでもなんとか出港、無事に着いてくれと祈念しつつ就寝。
8/8(金)、8時には東京駅を出ないといけないのに、起きたのは9時半、、、
真っ先に船会社に電話する。
おかわんさん「今日の門司行きのフェリーを予約している者ですが・・・」
オペレーター「申し訳ありませんが、台風の接近により本日全便欠航云々」
・・・ぐはぁ。想定していた最悪の結果だ。
寝坊した時点で旅程は崩れていたが、これで根本部分からガタ崩れ。
急遽、今晩ご厄介になっていいものかどうか高木夫妻に連絡を入れる。
何度か電話を入れ、先に捕まったのは佳世子さまの方。
「私は構わないけど、士郎さんにも確認してくれ」との旨。
許可は半分取り付けた。うむうむよーし。
程なくして士郎さんも捕まる。
「布団無いけど構わん?」
どうやら前々から予約している高野・あむみには布団を用意しているが、
前日にお願いした遠藤と当日思い付きのおかわんさんには布団が無いとのこと。
えぇ、雨風をしのげるのでしたらそれで構いませんとも。
それに1晩床に寝たぐらいでワヤになるおかわんさんじゃないし。
ということで、商談成立。一路、新幹線で博多へ。
お盆前で混んではいるが、完全禁煙の自由席を確保したのは言うまでもない。
労働後にのぞみ料金を払ってまで立席だったり、紫煙に襲われるサラリーマン諸君とは違うのだよ。サラリーマン諸君とは。
名古屋近郊で大雨に降られ(遠藤のさりげないイヤガラセと認定)若干遅れるも約7時間後、高木邸到着。
士郎さんの手料理(冬瓜を炒めたのを初めて食べた)をご馳走になったり
明朝食の味噌汁に使う鰹節を削ったり(高木邸には鰹節削りの箱が完備)
サカサカ削りながら、実のところ1割ぐらいはそのまま口に放り込んでいたり、
翌日のプランを検討したり(土曜の行動をこの時点まで誰も考えていない)
台風情報を確認して、ひたすら会社帰りの人達を待つ。
0時半、疲れたサラリーマン(スーツの上着はない)2人が到着。
高野・あむみしか現れないところをみると、遠藤に何か起こったのだろう。
まぁ、そのお蔭で高野・あむみから1枚ずつ掛布団の提供を受け、快適に眠れたから、おかわんさんには良かったんだけど。
8/9(土)
土曜なのに佳世子さまが出勤するということで、居候の面々も6時半過ぎに起こされる。
真っ先に確認するは台風情報と交通への影響。
新幹線は通常運行するようだ。川口さんが乗る飛行機も欠航便に載ってない。
あと心配なのは寝坊のみ。
博多到着予定時刻の確認を兼ねて電話を入れる。
遠藤、OK。みずえさん、OK。川口さん「搭乗手続き出来なかった」
はぁ???
ちょくちょくネタを提供してくれる川口さんだが、今回もやってくれたゼ。
一体何が起こったのか、どうやって九州上陸したのか、その顛末は第05話にて。
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次回予告:
計画通り九州上陸しなかった人〜遠藤篇〜 をお送りします。
という訳で、
この続きは遠藤、よろしくお願いします。