【第01話】疑惑の二階級制覇
担当:あむみ
久しぶりの小諸。学生のときは鈍行で行ったものの、今回は社会人パワーを発揮し、 飛び道具である新幹線を使用。東日本チームの集合場所は10:20に東京駅八重洲 中央口のAQUOS前。正確には「八重洲中央口のAQUOS前に立っているマサル さん」に集合と言うことになった。集団行動が不得手な人が多い中、集団行動をとる 人は田沼さん、稲葉さん、おかわんさん、マサルさん、あ、の5人であった。5人の うち、ヒエラルキー(上)に属する人は田沼さんと稲葉さん、ヒエラルキー(下)に 属する人はおかわんさん、マサルさん、あ、の3人。このうち後者に属する人は「9 :55に事前集合→10:20までに朝ビールのつまみを購入」という指令が出た。
9:55に集合場所に到着すると、八重洲中央口にはAQUOSはあるもののマサル さんがなかった。待つこと数分、おかわんさんが来たので、この時点でマサルさんを 遅刻とした。尚、本件によりマサルさんは、「昨年(銚子合宿):幹事かつブッチ」 「今年(小諸合宿):集合場所かつ遅刻」の二階級を制覇したことを追記しておく。 (聞くところによると、マサルさんはデューク東郷の如く、敵(ここでは茶道部員を 指すらしい)に後ろをとられてはいけないとの信念から、人目に付くAQUOS前か ら少し離れた場所に隠れていたとのこと。完全に頭がいかれているとしか考えられな い。但し、その割には蛍光イエローの見つかりやすいTシャツを着ていた点が集合場 所になろうとする意思が多少は感じられた。)
マサルさんが来ないので、おかわんさんと二人で開店前の大丸にスタンバイ。10: 00の開店後に店員のお出迎えを受けてつまみを購入しに地下1階に行く。しかしな がら、以下の観点から、つまみ選びに頭を悩ます。「1.つまみやすい物が売ってい ない。2.朝から揚げ物を買ってもよいのか。3.乾き物をわざわざ大丸で買う意義 が感じられない。4.そもそも自由席に座れるのか」と数々の問題が勃発した。そし て遂に問題解決への道を放棄し、問題先送りの方向で検討を進める。結局「シナリオ 通りじゃNoKidding」という法律に従い、「駅のホームで何か見つけよう」 との結論に達した。この結論に達するまで、侃侃諤諤の議論を重ね過ぎたため、本来 の集合時間である10:20を過ぎてしまった。そして、手ぶらでやってきた人達を 見て、田沼さん&稲葉さんは、単なる遅刻と断定した。
AQUOSチームが全員集合となり、新幹線のホームに向かった。(正規の集合時間 への)遅刻者が3名ほどいたものの、東京発は10:44と、愛読書が時刻表である おかわんさん事前チェックしていたためまだ時間はあった。このため、込んでいたも のの、行列の前の方に並べたため、車内では6人席を占領できた。
乾杯用のビールを調達し出発を待つ。ドアが閉まり、乾杯のための臨戦体制に入っ た。しかしドアが閉まってから新幹線が動き出すまでのインターバルが長かった。こ こで「何かがいつかどこかで変わる迄待ちきれない」おかわんさんとマサルさんが ビールのタブを先走って開けてしまい、そのままの姿勢で暫し待機する羽目になっ た。タイミングをずらされたまま新幹線が動き出し乾杯となった。
その後、朝ビールを堪能する。当初の駅のホームでつまみ調達と言う目標はこのころ には「車内で何か買うか」とさらに問題先送りが行われていた。しかし、おかわんさ んが大丸地下で穴子飯(←おかわんさんの朝食)と共に練り物盛合わせ(?)を買っ てくれていたので、それをつまみにビールを飲んだ。また、稲葉さんのお菓子もつま みとして活用した。こうして朝からの懸案だったつまみ問題に決着をつけ、「特に何 もしなくても何とかなる」と言うあまりよろしくない結論に達した。おかわんさんは ビールと共に朝食を穴子飯を食す(朝食を食べた1〜2時間後に昼食をとるのにと 思ったものの、特に言及はしなかった)。また、おかわんさんとあ、は、途中の車内 販売で追加ビールを注文。尚、マサルさんはひよってビール一杯にて軽井沢に到着し たことを追記しておく。
軽井沢駅でRJからしなの鉄道に乗り換える。駅員さんが紙の切符をパッチンするの が懐かしい。軽井沢−小諸は420円で「新宿−国立」位の距離と推測。他の乗客は あまりいない。暫くすると小諸駅に到着。改札を出ると昼からいい感じで酔っ払って る集団がいたので、あまり係わり合いになりたくないと思ったところ、よく見ると茶 道部の人達だったので、やむを得ず合流した。しかし、恐らく他の乗客から見れば皆 同類に見られていたのだろう。こうして裏夏合宿10周年に相応しい小諸合宿がス タートした。
〔ディスクレーマー〕本メールに記載された情報は合宿参加者が大半の事実と一部の 妄想に基づいて執筆されたもので、情報の正確さについて筆者は一切責任を負わな い。本メールを読んだ者は、合宿参加者当人・常盤館・その他について独自に情報を 収集し、自己の責任において合宿参加者への偏見を見直さなければならない。
小諸への道、東京編(完)。次回は西日本編と言うことで福永さんお願い致します。