食後は部屋に戻りごろごろする。 テレビを見ながら布団で寝る。 テレビ東京で「土曜スペシャル:囲炉裏のある温泉宿特集」をやっていたので見る。 炭火焼の美味そうな食事が登場する。 「それにつけてもここの宿の食事は。。。。」との気持ちが蔓延し、 おかわんさんがブチ切れてチャンネルを変えた。 |
あ は「アド街ック天国」を録画してもらうため、嫁に電話。 嫁に、「何時間も温泉に入ってる」と報告したところ、「あむみばか?」と言われたらしい。中国でも風呂は入らないようだ。 |
![]() 一眠りした後、21:00再度野天風呂へ行く。 この時間になると、家屋連れも風呂には入らない。野天風呂は我々の独壇場となった。 そのご12時過ぎまで延々と野天風呂を満喫することになった。 ひたすら湯に入りくつろぐ。 「このままずーと入っていたら社会復帰絶望だなあ」と思いつつも、 「いや、いまはらくちんに耐える修行をしているのだ」と前向きに物事を捉える。
しかしあまりにもぬくぬくとし過ぎてくると、少し物足りなさが生じてくる。
ここで初心に返って風呂に初めて入ったときの感動を味わうことにした。
野天風呂であり、一歩湯を出ると箱根の寒空が広がり、そして風も少々吹いている。
「一旦外に出て体を冷やし、再び温泉につかり温かさの感動を味わう」という作戦に出た。
この作戦は見事的中した。1分間程外に出ると体から出て行く湯気も消え、凍てついた風がきつい。
そこですかさず湯に直行。体の中にじわじわと熱が戻ってくる過程を実感し、
初期に味わった、極楽の限りを尽くした。 そうこうしている間に、推定時刻12時くらいになった。 旅館のおばさんから野天風呂は午後10時までと言われていたが、特に何も言ってくる気配はない。 そろそろ出るか、と声をかけるものの誰も動かない。 「外は寒いし、ここは極楽だし動く余地なし」と言わんばかりの態度を取られた。 もう既に社会復帰以前に地上の重力にすら復帰不可能となってしまった。 意を決して湯から出るも、寒いからもう一度温まってから、とまた湯に入る。 これを何度か繰り返した後、やっと外に出る。 旅館のおばさんに忘れ去られて玄関の鍵を閉められないかという懸念があったものの、難なくクリア。(もし閉められていたら夜を徹して野天風呂に入る徹風呂を決意していたところであった。) 温泉はスポーツであり、スポーツの後はどっと疲れる。即行爆睡。 |
あくまで今回の目的は、「一日中 温泉につかる!」 おかわんさんと高野は夜中にもう一度温泉にはいる。深夜の野天風呂に行きたかったが、玄関の鍵が締められて外に出られず、岩風呂にする。とはいえ、こんな時間に起きている客は他に居らず、独りで岩風呂を独占していた。 |