格納庫
                                               
 2017.10.17(イノシシ物語 2 ^^)

   オレの好きな秋も次第に深まりつつあるが、ここ一週間は秋雨前線の影響か曇りや雨の日が多くて朝満足に走れない日が続いた。
   しかし、今日は雨も上がり午後からは薄日も射して久しぶりに昼過ぎから何時ものコースを走ってみたが・・・。^^

   イノシシが棲むであろう夏場の調整池は葦が大きく茂って、毎朝走る度に立ち止まってはヤツを探してみるのだが、全く発見できないでいた。
   元気に暮らしているのであろうが、最後にヤツを確認してから彼此四ヶ月が過ぎようとしている・・・。
(やはり心配になる)

   本日5kmの往路、おやっ?池に生えている葦が随分枯れ始めている、見透しも僅かだが良くなっているようだが・・・。期待しながら何時もの場所に
  立ち止まってヤツを探すがやっぱり発見できない、今日もダメかぁ・・・。^^;

   復路、息を切らしながら坂を上って何時もの場所に立ち止まる。目を凝らして再度索敵・・・、おやっ?葦が疎らになった場所が数ヶ所、その中の一ヶ
  所が周りの色と少し違う!!茶色くコンモリと盛り上がっている、もしかして・・・。

   周りを見渡すと幸い近くに人の気配はない、オレは大きな声で
「オ〜イ オ〜イ」と二度大きく叫び手を振る。するとそいつはムックリと起き上がりノソノ
  ソと葦の茂みに入っていった!!。
(おお〜元気で居たかぁ・・・久しぶりやのぉ〜^^)

   
ヤツは池の水が増す出水期を何とか凌いだようである。
   これからは投げ込まれた餌も水に沈む事はなく、乾いた土の上で腹一杯食べる事も出来るだろう。^^
   気節は次第に寒くなって行くが、おまえは毛皮をシッカリ着てるし、温かい葦の寝床にも潜り込めるべ・・・。
(冬はオレと同じで大好きだろう?(笑))

   
これからはオレが走るのも日が高くなってからだ、また時々会えるべぇ。^^