2010年1月の研究開発記録&雑記帳>


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2009年12月









1月28日(木)「家族をスキーに連れてった」


早いもので上の子供はもうすぐ小学校。
そろそろスキーを体験させてみても良いかもと
年末以前にプランを立てていて先週末に行って来たのだ。


目的地は上越国際スキー場。
ここは始めて行くゲレンデだ。
調べてみると比較的昔からあるスキー場らしい。


朝は6時に出発。
関越道はすでに渋滞していた。

独身の頃はスキーと言えば夜中出発は当たり前で
上里SAではキャリアを付けた車が列を成し深夜なのにごった返していて
現地の駐車場で寝ながらリフトが動く時間を待ったものだ。
ま、今回は家族で行くスキーなのだからその辺りは仕方ない。


関越トンネルを抜けるとそこは本当に雪国だった。

子供は初めて見る一面の雪景色に驚き感心していた様だ。
土樽のPAで強制チェーンストップがあったがスタッドレスなのでそのまま出発。
出口の塩沢中里まではさほど時間は掛からなかった。


外気温は氷点下2度を示し路面は凍結及び積雪状態だったが
特に問題は無く無事に上越国際スキー場に到着。
土曜日なのに駐車場は無料で離れた駐車場へは送迎バスが運行していた。


早速着替えを済ませ子供らの道具をレンタルしスクールの申し込みをする。

上越国際は思ったより広いゲレンデであった。
しかし若干リフトの乗り継ぎが悪く行きたいところに行き難い感じがした。
雪質はそんなに悪くない。
ただ天候は雪で視界が余り良くなかった。

子供達はスキーレッスンのほかにソリ遊びが楽しかったようだ。
帰る間際も最後まで遊んでいたからね。


スキー場から宿までナビで見ると20Km以上離れていて山を越える必要があるようだ
段々暗くなってくる道中ナビの示す方に車を走らせる。

今回は子供の友達の家族と一緒の行動で
夏にその宿に泊まって来たというので先導してもらっていた。


先導はナビの最短ルートを走っているらしく狭く急な坂を登り始めた。
登りの左カーブで先導車に追いつきそうになってブレーキを掛けた瞬間
スピードが一気に落ちる感じがした。
まずいと思ってアクセルを空けたが完全にスピードが死んでいて
タイヤが空転を始めた。

坂の途中で止まってしまったのだ。
先導車はそのまま細い山道を登っていってしまい
携帯の電波も届かないので連絡が付かなくなってしまった。
四輪駆動だったら発進できるかもなぁと思うがどうしようもない。


こうなってしまうとどうにも動きが取れない
唯一後ろに下がることはできるが急カーブの途中だった為非常に視界が悪く
しかも日が落ちているので辺りは真っ暗で見えにくく怖いのである。

少し下がっては登坂チャレンジしてみるが
無駄な努力だと知るのに時間は掛からなかった。

車から降りて路面を掘ってみたりしたが
その努力も虚しいだけだった。
ちなみにVSAが効いているのでそのままだと全然発進トルクが掛からない。
だがVSAを切るとその場でタイヤが空転するだけなのだ。
しかも滑って路肩に落ちていくので無闇にアクセルも開けられない。


約10分程、前進後退を繰り返したが全然ダメだった。
こういうときは緊張感で口が渇く。
焦っているのが自分でハッキリと分かる
まずは落ち着くことが大切だと何度も自分に言い聞かせた。


そうこうしていると後ろから一台車が登ってきた。
衝突しては困るので手を振って合図を送り動けない旨をドライバーに伝えた。

ドライバーは現地の人だった。
この先はまだ登りが続くし細い道だから二駆では止めておいたほうが賢明とのこと。
別のルートを教わり更に広い道までバックする誘導もしてくれた。
地獄に仏とはまさにこのことか。

結局別ルートで宿に向かう途中先導車に電話が繋がり現地で落ち合うことになった

現地の人が教えてくれた道は地図上では遠回りに見えたが比較的平坦で道幅も広く
その結果として先導車よりも先に到着した。

同乗していた嫁さんも宿に無事に着いてかなりほっとしたようだ。
子供はというと実は寝ていて良く分かってないのだった。


トラブルはあったもののそれ以外は概ね順調にスケジュールは流れた。
嫁さんも子供も雪遊びは楽しかったということでまた行きたいと。
今シーズンは何回行けるかな?



1月6日(水)「家族の車 その4」


一年とは早いもので気が付けば新年である。
年末は例年通り実家に帰省してきた。

今回はキャパに余裕があるからいろいろ楽だろうとの下心が頭の隅をよぎる。

まずトランクに帰省用の荷物を積み込み、頼まれものの箱を入れる。
ステップワゴンのトランクは3列目を収納するために
深く掘ってあるのでまだまだ余裕がある。

子供の布団、毛布を入れ大人用の寝袋も積む。
外の明かりなどを遮断するキャンピングマットを加工した車窓カバーを入れる。
PA等で休憩するための準備は万端だ。

そういえば炭で鶏を焼きたいとか言っていたのでキャンプ用コンロ一式を積む

冬なのでコートやジャンパーがかさばるのだが
3列目のシート下の空いているスペースに丸めて入れると丁度良い。



結局乗員の乗るシートスペースは全く犠牲にせずに
4人分の帰省荷物を積むことが出来た。
FITではありえない芸当である。


行きはETCの休日割引が無い29日の走行だ。
それでも深夜帯の走行を利用して半額を狙う。
朝の4時前に東京インターを通過し西へ向かう。

牧の原SAまで走って車を停め車窓をカバーし寝袋に包まってしばし休息。
3列目が子供、2列目が嫁さん、1列目が私というレイアウト。
シートを倒して横になるとサポート部が邪魔なところはあるが
助手席も使って大きく足を伸ばすことができるので意外と快適だ。

2時間ほど寝て夜が明けたころまた走り出した。


今回は帰省のついでに伊勢神宮に寄ってお札をいただくことを考えていたので
名古屋の湾岸を越え東名阪から伊勢道に入る。

ココまでで大体350Km程度の走行距離。
燃料はまだ三分の一程度しか消費していない。
運転席のメーターが示す平均燃費は15.5Km/L
一応給油してみたが20L程度しか入らなかったので燃費計は比較的正確なようだ。

空力性能なんて最悪と思われるファミリーワゴンなのに
高速の燃費は思ったよりも良かったのは驚きだ。
渋滞につかまらなかったのも運が良かったと思うが
燃料カットや最適点火時期の調整、エアコンの自動調整を行なうE-CON制御が
とてもよく出来ているのだろう。


次回は帰路の話と運転フィールについて


2010年も始まりました。
今年もぼちぼち更新いたしますのでDDZ技術研究所をよろしく。















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