2009年1月の研究開発記録&雑記帳>


過去の研究開発記録


2008年12月









1月25日(日)「ウィンタースポーツ」


1990年代初頭のこと
社会人になってからの友人にスキーに誘われて行く事にした。
行き先は長野県「八方尾根スキー場」だった。

それまでスキーなんて精々学校の修学旅行などで経験したくらいのことしかなく
もちろん道具は全く持っていなかったので
近くのアルペンで勧められるままに板やストック等を買った。

身長の20cm長めの板はお約束で195cmのストレートの緑のロシニョールを選んだ。
ウェアだって今見たら真っ青になって逃げ出しそうな
シュラフのような原色ポリ素材のモコモコだ。

まだネットなんて普及していない頃のこと
八方尾根が有名なコースと言う事を知ったのは
それから何回か連れて行ってもらってからだった。
下手でも年に何回か行っていればそれなりに滑れるようになるのだ。
長い間ホームグラウンドは八方尾根だった。


結婚してからスキーに行く機会が減るとおもいきゃ
2003年の冬、子供が生まれる時には嫁が実家に行っていて
ウィンターコアシーズン中に独身時代を過ごす事になり
東京の神田で新しい板とウェアを新調する機会もあった。
もちろん時代はショートのカービングでストックも伸縮自在のカーボンだ。
ウェアも薄くて暖かいブラックのボーダーっぽいつなぎである。

その頃はスノーボードが完全に市民権を得て
ボード進入禁止のスキー場が無くなった時代でも有る。
ただ若者のスポーツとして昔のような勢いは無く
リフト待ちに1時間以上などと言う事は無かった。


でもそれ以来行く機会はほとんど無く
会社の親睦で一度だけ行けた位だろうか。



先日子供のもとにサンタが「Wii」を持ってきてくれた。
そして以前から気になっていたソフトを買ってやってみた。
「ファミリースキー・ワールドスキー/スノーボード」

そこにはドラえもんの「お座敷スキー」があった。
本当に仮想のスキー場の中に入れる気がするのだ。

一通りの操作をマスターしてゲレンデに出れば後は延々滑るだけ。
いやもちろん人に話し掛けたりすればイベント等も無いことは無いけれど
地味にストイックに滑るのがとにかく気持ち良い。

時間を忘れて滑っていると背中に汗をかいてきた。
その場から1メートルも動いてないはずなのに
気持ちだけはリフト10数本分は滑っている。

これは・・・単純に面白いなぁ。

ゲレンデのまずくて高い食事やはめ直したグローブの冷たさ
ブーツの締め付けを緩めた時に痒さや身軽さなんかは無いけれど
家の中でこんな感覚になるとは思わなかった。
開発者がゲレンデスキーの何たるやを解ってないとこの雰囲気は出ないね。

とにかく操作が簡単だから子供も楽しめた。
後は本物のスキー場に連れて行く機会を作ることかな?




1月6日(火)「本当のサンタクロース」


新年明けたが先日のクリスマスのお話。
うちの幼稚園年中の子供はサンタを信じている。

お手紙を書いたと言って見せてくれた。
そこにはゲームが欲しいと書いてあった。

太鼓の達人(wii)か・・・
クリスマスにターゲットを合わせた人気商品だ。
ネット上ではプレミアが付き玩具屋はどこも完売状態。

それよりなによりもうじき5歳とはいえゲームはどんなものか・・・
とも思ったがなにしろうちのサンタはプロゲーマーである。
2008年任天堂のゴールド会員だし10月も超えて新規ポイント積み立てもあるから
任天堂に投資しても良いと言う判断でwiiを用意することにした。

しかしソフトはどうするか。
太鼓の達人は手に入るルートが無い。
白いトナカイで駆け巡れば見つけられるかもしれないが
その時間は無いのだ。


サンタは決断した。


そしてクリスマスの朝
靴下にはwiiとwii_sportsが入っていた。
サンタは仕事でいなかったが子供の様子を見ていた嫁さんは
それはそれは喜んでいたと言う。

サンタはゲームを置いていったが
私は高橋名人の言葉を子供にプレゼントした。
「ゲームは一日1時間」だぞ。


おまけに何故か嫁さんにもサンタが来ていたようだ。
DSのソフトが置いてあったそうな。
私には何も置いていってくれなかったのを見て
子供は「サンタに手紙を書かなかったからだよ」と言った。

それを聞いて心の中でもうモノは要らないなぁと感じた。


しかし実は2日後、舌の根も乾かぬ内にwiiのファミリースキーを買ったのだが。
いやまあ、うちのサンタはゲーマーだし。

次回の雑記はそれのレビューと言う事で。



お陰様でDDZ技術研究所は今年も無事に新年を迎えることができました。
これからもよろしくお願いいたします。










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