
あれやこれや
今日も朝の通勤風景の話です.でもいつもとはちょっと訳が違います.その前にまた
川沿いの道についての追加説明.橋を渡った後,左に曲がって例の道A,B,Cに入
るわけですが始めは土手上の高さです.つまりそこから道Bが始まり,階段を下れ
ば道Aが,右側に分かれれば道Cとなります.ということはこの地点は橋から来た
道,道B,道Cの合流点で,道Aに降りるにしてもどうしても通過せねばなりません.
今日は例のアレは居ないな,ゆっくり桜見物できるかな,なんて平和なことを考えな
がら橋を渡りその合流地点にさしかかったときです.“ギャハッ”私の前を歩いていた
超小型犬ヨークシャーテリアがその合流地点でアレをツンツンつついて居るんです.
ヨーキーは大体アレの頭とほぼ同サイズ.でも互いに犬だと思うのか結構仲良く挨
拶を交わしているんです.そこへ運の悪い私が通りかかってしまったのです.合流点
で.逃げ道はありません.引き返すのは私の見栄が許しません.でも怖い.で,アレ
がヨーキーに気を取られている隙になるべく遠くを通ってそっと追い越そうと思いまし
たが,飼い主の方に見つかってしまいました.そりゃ分かりますよね.見るからに腰
が引けている私に向かって“道をふさいでごめんなさい”と謝られてしまいました.無
視してくれればアレだって気が付かなかったのに.
私に気付いたヤマト君(アレはそういう名前だそうです,以後ヤマト君と書きます)
“やあ,アンタだったか.また会ったね”,ちゃんと前に水飲み場で言葉を交わしたこ
と(巨大犬に接近遭遇 2007.3.10)を覚えていてくれました.“お,お,恐れ入ります
(私)”,というわけで2度目の挨拶.飼い主に断って頭をなでさせて貰いました.そん
なこんなの間も陽気なヨーキー(因みにこちらもヤマト君だそうです)は大ヤマト君の
後ろ足をつついたり前足をつついたり.小ヤマト君のサイズだとやっと大ヤマト君の
かかと位までしか届かないのです.全然気にもならない様子でした.
何せ相手は貴族犬.失礼があってはなりませんが,好奇心もありますのでさりげなく
サイズを測りました.背中の一番高いところが私の上腹部辺りでしたのでザッと90〜
100cmです.それと,おそれ多くも一緒に散歩している奥さん共々チャンピオンなん
だそうです.それにしても実に穏やか.このサイズでダックス並みの気性だった
ら・・・いやそんな危険な犬種があったとしたら直ちに粛正されて今迄残ってはいない
でしょうね.
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