
あれやこれや
昨日も,いつものように午前3時の起床.朝のルーチンを済ませ部屋に戻ってパソコ
ンへ.ここで毎朝の儀式・・・桃の起きるなよという怒りとそれをなだめる会話(2006.
11.10 起きるなよ,他)・・・があるのですが,この日は何故か静か.ここ1年続けた日
課もついにこれで終わりかと思いきや,何と,犬のくせに熟睡.顔の前を歩いても白
河夜船状態.なお,今朝はちゃんと起きるなよルーチンを実践してくれました.昨日
寝過ごしたので,今朝の怒りは気合いが入っていました.これがないと1日が始まら
ない親バカでした.
さて,本題.最近,近所に開店した巨大マーケットには当然のようにペットショップ
も.残念ながら犬と猫だけで魚は扱っていないようです.客寄せの目玉は大きめな
ショーケースの中の沢山の子犬.子犬の動きは愛くるしく,見飽きがしません.そこ
だけはいつでも黒山の人だかりです.
でも,あの犬たちが可愛いと思って見られるのは今だけです.数ヶ月後,誰かの家
で愛嬌を振りまいていられれば幸せなのですが,そうでない犬も必ず出てきてしまう
はずです.売り主がスケベ根性を出してちょっとだけ高い値を付けてしまったり,心
持ち器量が悪かったり,僅かなことで運の悪いヤツが出てしまうと悪循環.少し大き
くなると十分に可愛いのにもう誰も見向きもしてくれません.売れ残り.嫌な言葉です
ね.しかも,命の売れ残り.ウッ,胸が痛みます.だから,私は子犬を陳列するペット
ショップは大嫌い.そして見ている人さえ疑いの目で見てしまいます.物事を冷静に
考える能力が足りないないのか,自分のことしか考えられない冷血な人達なのかも
知れないと.そういう訳で,ペット売り場の近くを通るのは焼き肉屋さんやエビカニ臭
の充満する北海道名産展のそばを通るのと同じように辛いことなのです.
子供の頃,近所のガラス屋さんで買った2枚のガラス板と木枠を利用し薄い隙間を
作って,土を入れアリの生態を観察したことがありました.ところで,このマーケット
に同じ趣旨のセットが売られていました.土ではなく明るく鮮やかに染色された砂と
プラスチックのケース.流石に時代が違うと実感です.でも,ちょっと印象が違うので
す.歳のせいかも知れませんが,子供の頃と違って少々の拒否反応を感じたので
す.神秘的な生命活動をオモチャにしているような.私は何度も言う通り宗教家では
ありませんが,神への冒涜とはこういうことをいうのかとさえ思ってしまいます.ケー
スに入れられた何も知らないアリさんはここだけが世界と思って一生懸命生きようと
するはずです.穴を掘って巣を作って・・・.それを見てインテリアとして楽しむ.何と
不遜なことか.こんな事はシミュレーションソフトに任せておけば良いのです.
さて,熱帯魚の晩ご飯は乾燥アカムシにしようかな,冷凍ミジンコにしようかな?
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