*セミ 2007年編
つれづれ記
2007/8/8
毎日暑いですね〜
今年もまた、桜の木からセミの大合唱が聞こえてきます。
そうなると、ますます暑苦しい感じになりよります。
ところで、コボルめ、セミが大好物なんですよ〜(汗) ってご存知な方はかなり通なお方。(笑)
今年も、すでに数匹のお命を頂戴しました。
セミさん、ゴチになりました。ありがとう〜^^
と、コボルめが言っとりました。
で、今回は、コボルめをこんな事して遊ばせてみました。げげ (゚O゚;)
さてさて、どうなることになりますやら。。。


時は、5代将軍綱吉さまの頃、、、
貧乏長屋に、親孝行な息子とおっかさんが住んでおりました。
そのおっかさんが重い病にかかり、
セミを食べると、元気がでると医者に言われ、、、
当時、お代官さまのお屋敷に、セミ共が沢山生息しているとの噂を聞いて
親孝行の息子は、お代官様のお屋敷にセミ乞いに出かけて行きました。



と何度も何度もお頼み申しあげましたが、、、
そこに住んでいたのは、極悪非道のお代官さま。
憎ったらしく若者にこう言い放し去って行きました。


なんと言う冷酷な悪代官!
いつの世も、貧乏人は辛い目に遭うのかーと嘆く若者。
じゃ〜ん、そこへ、、、
お代官様お抱えの左官屋のコボ蔵が、、「へい、毎度〜」と入って来ました。
しょぼくれて、座ってる若者を見て、「どうなさったんじゃ?」と聞くコボ蔵。
して、このコボ蔵、昼間は左官屋稼業、裏稼業は「必殺助け犬」。
若者の話を聞いたコボ蔵は。。。

と、、、
忍者の如く、スルスルスルと木に登り、、
あっという間にセミを十数匹取って、しょぼくれている若者に渡してやりました。
喜んだ若者は、何度も何度もお礼を言い、大急ぎで帰って行きました。
めでたし、めでたし、、、

その時、コボルめが「くう〜ん、くう〜ん」と寝言を言い始めました。
はてはて、コボルめは、こんな夢でも見てたのでしょうか????(笑)