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妻籠宿入口に近い所に駐車場があった(有料で500円)
駐車場の料金を支払うと観光案内ガイド地図をくれる。 その地図を頼りに「馬籠宿」方面に向けて出発した。
相変わらず、コボルは元気がよい。 入口の石畳の階段を真っ先に登り始めた。 |
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石畳の階段を上りるとすぐに「旧中山道妻籠宿」の家並みが続く。
重要伝統的建造物群保存地区 「妻籠宿」
妻籠宿は、室町時代末期には、すでに宿場として成立していたと考えられ、慶長七年(1602年)幕府が中山道に67宿を定めた時、妻籠もその一つとなった。
宿場の建造物を中心に、旧中山道にに沿った在郷および周囲の自然環境が一体となって、歴史的風致を形成しており、江戸時代の宿場の姿をよく伝えている ところ。
だそうな・・・
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昔ながらのお店屋さんが建ち並ぶ・・・・・
妻籠宿 と書かれた御用ちょうちんが、時代を感じさせる。
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コボルは、お店屋さんには興味なく、先へ先へと引っ張って歩く。
「コボル!ちょっと待って! 定 と書いた立札がいくつもまとめて展示してあるよ」
高札場
今日でいう「官報掲示板」であり、江戸時代の姿を復原したもの。幕府が庶民に対し、禁制や法度等を示したもので、お上のご威光そのままに人々を見おろすように高札が揚げられている。
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お食事処「蘇風亭」、そばが美味しそう・・・いや、栗ぜんざいかな・・・・。
馬車の輪っぱの店飾りに風情がある。・・・ |
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宿場の家並み・・・
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庭木の「どうだんつつじ」が色づいていた・・・
「秋だねぇ〜 コボル」 |
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南木曽町博物館 「妻籠宿本陣」
宿駅が制定されると妻籠宿本陣には島崎氏が任命され、明治に至るまで本陣、庄屋を兼ね勤めていた。島崎藤村の母の生家であり、最後の当主は藤村の実兄で、馬籠から伯父の所へ養子にきた広介であった。
本陣は明治に入り取り壊され、その後明治32年に御料局妻籠出張所が建設された。
本陣の復原は妻籠宿の保存が始まった当時からの念願であり、島崎家所蔵の江戸後期の絵図をもとに、平成7年4月に復原された。
ということだそうな。 |
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「コボル、写真をとるからこっち向いてよ!」
”やだよぉ〜 あっちへいきたいよぉ〜”
妻籠 郵便資料館
ここでは、郵便局までが黒いポストに古風な造りになっていて、笠にはっぴ姿の郵便屋さんが歩いて入るそうな?!・・・
中は郵便史料館にもなっている。
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店先の色合いに映えてさいた きれいな花 が目にとまる。
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天然記念物に指定されている「ぎんもくせい」
季節違いで銀色の花は見られないが、なかなかの大木!
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「枡形を経て、寺下の町並みへ」の立て看板のある分岐点。
寺下の町並み
寺下地区は妻籠宿の原点ともいうべき町並みで、 家並みは素朴で繊細、昔の旅籠そのままに出梁(だしばり)造りや竪繁格子(たてしげごうし)の家々が並ぶ。
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「枡形の跡」の看板
江戸時代のはじめに制定された宿場は、一種の城塞の役割も持たされて整備され、宿場の出入口には必ず枡形が設けられた。
枡形とは、街道を二度直角に曲げ、外敵が侵入しにくいようにしたもの。
だそうな。 |
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寺下町のお店屋さん・・・ |
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寺下町のお店屋さんや宿が並ぶ街道で一休み。 |
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下嵯峨屋の前で・・・「コボル!何見てるの?」
下嵯峨屋
当初、三軒長屋であったものの一戸を昭和43年に解体復原。
妻籠宿に現存する民家では比較的古い形式をとどめている。
大きな特徴として、柱に桧が使われていることが挙げられ、木曽谷の民家としては大変珍しい建物。
当時の庶民の住居を代表する片土間に並列2間取の形式をよくとどめている。
町指定有形文化財 だそうな。
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「コボル! 今日は、町並みでオシッコはしないね、おりこうさんだね!」
”ワン・・・・・・・妻籠宿に入る前に、オシッコとウンチを済ませておいたもんね”
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”あっ!藁馬だ、のぼり台もあるよ。 ぼく乗りたい!”
「はい、コボル! じゃあ、一緒に乗ろぉ!・・・」
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寺下の町並みを抜けて・・・・・・・大妻籠 へ・・・・・ |
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途中に白犬の女の子にあったが、やかましく吠え立てられたコボル!
”何か、気に入らないことあるの?!・・・・・・”
「コボル、嫌われちゃったかな・・・・・かわいそぉっ」 |
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「大妻籠についたよ」 |
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”あっ!馬籠で出会った タヌキさん と同じだワン・・・” |
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中山道の石畳を横切る馬籠宿に通じる車道。
道端のもみじがきれいに紅葉していた。
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長く続く石畳。 風情があり、散策が楽しくなる・・・・・。
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「コボル 今日はここで、昼食にするよっ!」
”ワンワンわん・・・・・”
ここまで、片道 1時間半くらいかけて ゆっくり歩いてきたので、あまり疲れはなかった。
(昼食タイム)
(この石畳からさらに馬籠方面に進むと、先日出かけた馬籠散策コースでの「男滝・女滝」に至る)
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秋の深まりとともに、木陰での休憩では肌寒さを感じさせる。
「コボル、小刻みに震えているよ!」
”ゝゝゞゞゞヾヾヾ゛゛゛゛゛” |
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昼食を済ませ、足早に帰路についた。
今日の妻籠宿は、往復2時間半くらいの散策コースで楽しんだ。 馬籠宿と並んで見所の多いところであった。
「コボル、満足かな?!」
”わんわんワン・・・・・”
2002/10/23 コボル

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