ひろがる草の根活動 | |||||
ノー消費税 2010.12 第233号
●大分県に新しい会誕生
●千葉・佐倉の会で総会・学習会
●三重県の会24日に学習会 秋日和、さまざまな催し物が重なるなか、全国総会に参加した会員を交えて10人で学習・話し合いをしました。 ●富山県の会 会員1万人めざし総会 10月24日、第17回総会を開きました。水谷代表世話人が「民主党は、次期総選挙で、消費税増税を提案し国民の信を得たい、としており、会の運動はこれまでで最も緊迫した時期を迎えている」とあいさつ。会員倍加の1万人を目標にしました。 ●宮崎県北地域の会が総会 11月6日、36人が集まり、県の会事務局長・内山定雄さんが「増税へ急変の菅内閣の動き」と講演。「日本人はどうしてこんなに貧しくなってしまったのか」などの質問が出されました。総会には11の草の根から参加。お弁当・おでんで腹ごしらえ、歌あり踊りありの楽しい会になりました。県南の会は12日、県央の会は27日と、細長い宮崎県では3つの地域に分けて総会。草の根の会が参加しやすい工夫をしています。
★各地から学習会の講師依頼が全国の会にたくさん来ています。草の根の会だけでなく、新婦人、母親大会などの女性団体が、消費税をテーマに取り上げています。★
●赤旗まつりの消費税増税反対テントで交流 11月6・7の両日開かれた赤旗まつりになくす会も出店しました。できあがったばかりの「消費税をなくす会 歩み続けて20年」の冊子、菅首相への「私たちは消費税の増税に反対です」の要請はがきなどをみなさんに買っていただきました。 1日目は、佐々木憲昭衆議院議員を囲み、日本経済の動向、金持ち優遇・国民増税で、日本はどうなるか、増税阻止こそ、内需拡大で日本の経済を安定させることなどを話し、交流しました。2日目は元衆議院議員で、全国世話人の金子満広さんが、消費税の悪税ぶりを話し、廃止することこそが大事と話され、短時間ながら楽しいひとときを過ごしました。北海道や福岡など、遠方からの参加者がたくさんテントを訪ねてくださったのはうれしいことでした。 ●「若い人たちへの宣伝が大事」と京都の会
すでに平成生まれが成人した今、「消費税がなかった時代があったんですか」などの質問が各地で聞かれます。20代・30代の有権者が3229万人もいる今日、こうした若い人たちに語りかける草の根の宣伝行動は全国的におすすめします。 京都の会は6人が参加、300枚のカラーリーフ入りのポケットティッシュを配り、シール投票をしました。 「民主党政府は、消費税を増税する計画をしています。消費税が10%になったら生活がたいへんです。景気はますます悪くなり、学生さんが就職するのもたいへんです。みんなで増税に反対しましょう」と訴えると、初めのうちは「消費税のことは、わからへんから」とためらう学生もいましたが、47人が投票に参加しました。結果は、「5%のままでいい」が34人、「消費税はなくしてほしい」が7人、「上げてもいい」が6人でした。 消費税をなくしたら財源どうなるの」と聞いてきた学生には、ていねいに説明。このままでいい、と投票した学生の中には、「増税は困る」の気持ちが込められていたのでは、というのが、参加者の感想でした。 街頭宣伝の時には増税賛成の人は近寄ってこない傾向があるけれど、学生は素直に気持ちを語り、消費税の問題では考えが揺れているのがよくわかった。しかし、みんなたいへん真面目に社会のことを考えようとしていることを知り、宣伝後に開いた常任世話人会では、急いで青年向け宣伝資料をつくり、多くの若者と対話していこうと話し合いました。京都の会は、消費税増税反対草の根総行動の一環として、いろいろな大学前宣伝にも取り組むことを決めています。。 |