ひろがる草の根活動
ノー消費税 2009.12 第221号

●会員22万、会報「ノー消費税」1千人を目標に……東京の会
 11月15日、東京の会総会は東京土建みなと会館で30人が参加して開かれました。報告ではこの20年間、大田や杉並の会がいち早く1万人を超える会員を迎える先陣を切った活動をされ、今ではそれぞれ5万人、4万人の会員を擁していることや、紙芝居やムダ遣いツアーなど市民運動らしい活動をすすめてきたこと、総選挙後、都議会各会派への申し入れにはすべての党派が懇談に応じるというこれまでにない変化が生まれていることなどが報告されました。
 会員は21万5000人を超え、会報「ノー消費税」読者は600人を超え、今後は会員22万人、読者1000人超を目標にし、会の確立・強化の柱にすえることを決めました。参加者からは、それぞれ草の根での活動がなごやかに交流されました。

●毎月世話人会開催と街宣を……福岡・岡垣の会
 岡垣の会は11月13日、第13回総会を岡垣町東部公民館で開きました。
 総会は1996年に発足以来毎年開催してきましたが、昨年は町長選挙のため中止し、今年は2年ぶりです。この間、世話人会を毎月開催し、行動は町内商店前の前などでハンドマイク宣伝や訴え、国会請願署名を取り組んで11回、参加者延べ67名、署名258人、独自ビラ150枚、カラーリーフ380枚を配布しました。ニュースカー宣伝にも6回取り組みました。
 総会では、財界や地方分権会議が消費税増税の要求を出しているなど、油断ならない情勢であることも確認し、これからも会員を増やしながら、増税反対の世論と運動を盛り上げることを確認しました。。

●学習とバイキング、歌と踊りで楽しい総会……宮崎の会
 宮崎の会は11月14日、高鍋町で28人が参加し総会をひらきました。初めに内山常任世話人を講師に、消費税20 年で何が変わったか、暮らしの財源はどこからなど、憲法にもとづく税の基本的なことについて学び、次
に総会方針、全国総会の報告が行われ、草の根からの報告、民商と各界連からも報告がありました。総会終了後は参加者が持ち寄った料理でバイキング。けとばせ消費税の歌にあわせて輪になって踊りも。自称道路工事君麻呂さん≠フ漫談も飛び出し、おなかを抱えて笑い、楽しい総会でした。


●「消費税を考える中津市の会」誕生……大分県
 9月28日、大分県中津市で20人が参加して「中津市の会」が結成されました。主婦、自営業者、教員、年金生活者などが参加。設立までの経過と会則、世話人9人をきめ、学習も行い、署名や宣伝に取り組み、「増税
ノー」「消費税をなくそう」と決意を固めあいました。


新しいのぼりができました
新しいノボリを持って東京・代々木公園でおこなわれた11・8国民大集会に参加。あかつき印刷の会員、東京・江東の会、全国の会事務局メンバー

▲黄地に赤字でバッチリ目立つ1枚1000円(送料別)


会報「ノー消費税」読者ひろげています
●気軽に声をかけてすすめる 富山県の会・藤田政治さん

11月8日、富山県の会第16回総会
 藤田さんは昨年から今年にかけて、会報「ノー消費税」を35人の方に拡大されました。その「ノーハウ」を聞いてみました。
 「常に会報を持っていて、知り合いに道で会ったときや小集会で会った時に「消費税を語る専門紙はこれ『ノー消費税』だけです。消費税がイヤだったら是非これを読んで一緒に運動しましょう」と声をかけます。集会があるときは独自に作成した連名の購読者名簿をもって、読んでいない方にすすめ、氏名・住所を記入してもらっています。コツは“気軽に声をかけてすすめる”ことです」と話された。

●常任世話人会で決めたことが力に 埼玉県の会・高原美佐子さん
 埼玉県の会は今年1月から10月までで、45人の読者を増やしました。学習会や会議など人が集まるところで、消費税問題は「なくす会」が専門店。資料もたくさんのっているし、とても役立つので、是非購読を!と声をかけ、常任世話人の方々がそれぞれに拡大しました。きっかけは全国の会の常任世話人会で各県30部ずつ増やそう!と議論され、県の会の常任世話人会で意思統一したことから、拡大にふみだしたのです。友人とお茶のみしたときも鞄の中から宣伝紙など7つ道具を出して「とても参考になるよ」とすすめ、読者になってもらいました。「足を出せば増える。声をかければ増える」と、常任世話人の高原さんの話です。