ひろがる草の根活動
ノー消費税 2009.1 第210号

各地で総会意気高く

●毎月10数か所で宣伝 会員8千5百人増に 兵庫の会
 11月29日、「けとばせ消費税」の歌でオープンした総会は、45人が参加し、近づく総選挙への決起の場となりました。溝渕吉男事務局長は結成から19年間、粘り強い努力が増税ノーの世論形成に寄与してきたと報告。こ の1年は毎月10数か所で「大増税許すな」の対話・宣伝で8千5百人の会員が増え、25万4千3百人の会になったことを確信にして、動けていない会にもよびかけ1日も早く30万人の会を目指そうと、活発な討論がされました。

●金融危機・経済問題学習、カンパも寄せられ 山口の会
 12月6日、県セミナーパークで、記念講演と県の会総会を開催し、70人が参加しました。下関市立大准教授の関野秀明氏による「金融危機、構造改革の行き詰まりと私たちの暮らし」と題する記念講演は、とても勉強になり、「地域での学習につなげていければ」の声があがりました。
 総会では請願署名62筆と、初めて行ったカンパが2万3千円ほど集まりました。

●なくす会の活動が地域から政治を変える力に 東京の会
 12月6日、東京の会は第19回総会を開催、草の根の会から30人が参加し、川上事務局長の報告をうけて、活発に討論されました。麻生首相をはじめとする増税攻勢に対して会の役割が期待されていること。会が着実に活動していけば地域から政治を変える力が確実に育っていくこと。パンフ学習ではお面劇が大きな効果をあげていること。宣伝や手作りニュースなどで、会の活動が地域に見えていれば、激励やカンパも寄せられるようになり、活動資金も確保できるなど、貴重な意見交流が行われました。


●宣伝・学習を攻勢的に 愛知・岡崎の会
 10月26日、第15回総会を開きました。前段で会長さんを講師に経済不況の中、株の問題や金融問題の学習を行いました。総会では、政府、財界の消費税増税計画を撤回させ、さらに消費税廃止へ政治を大きく変えようと、政府・財界のマスコミを使った宣伝に負けないよう「攻勢的な宣伝」、学習を強めようと真剣に話し合いしました。

●定着してきた街頭宣伝 福岡・一揆の会
 消費税の勉強会がきっかけになり、その後月1回の街頭宣伝が定着してきました。
 11月は4回目の行動でした。新しいポスターを首からさげて、購入したばかりのハンドマイクを使い、元気いっぱいの宣伝をしました。

●給付金」は毒まんじゅう! 愛知・豊臣の会
 会は毎月24日はスーパー前で宣伝、それ以外の日は地域に入って宣伝と入会署名を行っています。街の辻々でマイク宣伝しながら、周りを戸別に訪問して、ポスターの掲示や消費税増税反対の署名と入会を呼びかけています。「食料品に消費税をつけるな」の手書きポスターもはりだしました。保守が強い地盤でも「リンゴの涙」のポスターを貼らせてくれたり、街頭宣伝では、「政府にだまされちゃいかんわ」「定額給付金は毒饅頭だ」などと怒って署名する人が増えています。


●地域の1軒1軒を訪問して お菓子や白菜の差し入れも 和歌山・岩出の会
 毎月1日宣伝のほか、10月からは地域の1軒1軒を訪問して、消費税増税反対の署名を訴えています。麻生首相の発言(3年後に消費税を増税をお願いする)があってから、みんなの関心も高まり、お話をした方のうち85%位の方が署名してくれます。
 隣の街打田にもなくす会をと声をかけています。12月1日の宣伝にはお菓子や白菜の差し入れがありました。


●麻生発言に怒りと不安の声 宮崎・延岡の会
 11月21日、延岡の会は、生協の前で、6人が参加して宣伝・署名活動を行いました。麻生首相が3年後消費税10%増税発言を行った後だっただけに、1時間ほどでいつもより多くの92人の人が署名に応じました。「収入が減ったのに、増税なんてダブルパンチだ」など、怒りと不安を訴える声が相次ぎました。県の会では1月25日に総会を予定しています。

11月13日、財務省包囲行動が中央各界連の主催で行なわれました。なくす会からも、大阪、京都、福島をはじめ首都圏から多数の会員が参加。『生活が泣いている』のポスターを掲げ、兵庫の会事務局長の溝渕吉男さんがマイクを握って抗議スピーチを行ないました。