会報「ノー消費税」紹介
2004年〜2005年
第173号 2005年12月
 ノー消費税』12月号(173号)が発行されました。今号は11月6日開催のなくす会大16回総会の特集です。
 北海道から沖縄まで、41都道府県から134人が集い、これまでの活動といよいよ06年、政府・財界から相次ぐ増税と憲法改悪の発言が相次ぎ、07年実施のための地ならしが行われていることに対して、まさに正念場の運動になると、発言が相次ぎました。いよいよ、運動を全国くまなく起こして行こうと、「増税ノー草の根からのウエーブ」に取り組むことが決まりました。総会として国民の皆さんへの呼びかけが採択されました。
 ノー消費税には、総会への常任世話人会からの提案と、発言内容が収録されています。
 ぜひ購読していただけますよう、お勧めします。

第172号 2005年11月
 ノー消費税11月号(第172号)が10月25日発行されました。
 9月総選挙が終わったとたんに、選挙で得た多数議席を背景にした、「定率減税廃止」や消費税二ケタ増税などの政府・与党のむきだしの増税攻勢と、それに対する怒りの声と悲痛な叫びを1面から3面で各地の宣伝行動に寄せられた「声」として紹介されています。4面にはいよいよ始る、名古屋弁で話す「税のミニ歴史講座」(大島良満さん)。草の根訪問は大阪・八尾の会の活動、7面のエッセーは歌人の田賀おとめさんの登場。ふるさとに思いをはせ平和を望む「わが街」。8面は介護保険改悪に怒る元JR労働者の宮元昌隆さん。倉田新さんのイラスト入りの入会署名も紹介されています。

第171号 2005年10月
 ノー消費税171号(10月号9月25日発行)は小泉首相」の強引な衆議院解散・総選挙のなかでの、なくす会の各地の奮闘が紹介されています。
 富山の会が総選挙の最中、県内すべての自治体を訪問して消費税増税反対の請願書を提出したこと。神奈川・保土ヶ谷の会や広島の会が、投票日の数日前に、商店街でハンドマイクで宣伝、、消費税増税問題を大きくアピールしたことなどが掲載されています。3面には自民・公明・民主各党のマニュフェストで「税隠し」を見破ろうと宣伝。6ページは新津の会の地道な個別訪問活動の報告。7面のエッセーは作家でもある永野朝子さんが1960年の“三池闘争”や“安保闘争”のようなたたかいを今こそ!と国民いじめの小泉政治に怒りの思いを書かれています。
 8面は障害者の方からの「障害者自立支援法」のひどい中身を告発する声です。

第170号 2005年9月
 「ノー消費税」170号(9月号、8月25日発行)は、サラリーマン大増税と消費税増税問題で、全国の会が労働組合訪問を行った記事と、憲法9条と戦費の関係について、東大名誉教授の原朗先生のお話がメインです。配偶者控除が廃止されて所得税が大幅に天引きされたなど、税金問題は労働者の中でも深刻です。
 原先生のお話は、戦前の戦費が一般会計歳出の10倍にも跳ね上がり、国民に大きな犠牲を強いたこと、地球を覆う人工衛星の大部分が軍事衛星であり、軍事技術が先行し、平和の危機が進行しており、憲法9条がいよいよ重要な役割を持っていることなど、軍事費をめぐるお話です。ぜひご購読を!

第169号 2005年8月
 1面トップは、みやぎ生活共同組合の芳賀唯史理事長によるお話。当生協は1979年の大平内閣の一般消費税に反対して以来、「消費税反対」の運動が引き継がれてきたこと。ことし6月の総代会では「消費税増税反対」「憲法九条守れ」の決議が採択されたことなどが語られています。
 2〜3面は東西南北で各地の活動を紹介。22万6千人を突破した兵庫の会の活動や、都議選中に“消費税なくし隊”で地域宣伝で活躍した東京の会などが載っています。
 4〜5面は「サラリーマン大増税」の宣伝。チラシにそのまま利用できます。
 7面のエッセーは東京・渋谷区の橘田淑子さん、8面には兵庫県尼崎市の古沢憲一さんが登場しています。

第168号 2005年7月
 消費税なくす全国の会は、政府税制調査会のサラリーマン大増税計画に対する、国民の怒りを大きな世論にし、増税ストップさせるために、毎月1万人会員拡大をよびかけました。「ノー消費税」7月号(168号)はこれらの記事が中心です。
 草の根の会員拡大の活動では、神奈川・港南の会、東京・文京の会、岩手・緑ヶ丘の会の会員拡大の経験を語ってもらいました。
 政府税調の大増税計画は6面に。
 7面のエッセーは憲法改悪反対で「元気に楽しく」活動している倉敷医療の看護師・福田幸恵さんの投稿。
 8面は私の思い・怒りに熊本市の荒木護邦さんが、高い医療費や障害者の自立支援法でどんなに国民が苦しんでいるかを、ご自身の体験から述べています。
 あなたも是非ご購読を。

第167号 2005年6月
 6月25日発行された「ノー消費税」7月号には、1面に本屋さんの団体・日本書店商業組合連合会(日書連)の下向磐さんが登場。消費税は書店の営業に大きな打撃を与え、96年に1万1千人いた組合員が現在7千人へと36%も減ってしまったことや、これまで30年にわたって反対し続けたことなど、増税への怒りの記事です。2〜3面には沖縄の米軍基地に見る「税金の無駄遣ツアー」に参加した沖縄県のなくす会からの報告です。
 沖縄米軍基地の電気料がなんと年間100億。自動車道の米軍車両の通行料が2億4千万円などなど、負担はすべて日本。実弾演習までいたれりつくせりの思いやりぶりに怒りは噴出。4〜5面は「なくす会」東西南北でメーデーでの宣伝など各地の活動を紹介。
 7面には秩父困民党の末裔の東京の中村美智子さんのエッセー、8面には介護保険改悪への怒りを、特養ホームにはいっている母親の費用が2倍にもなり、消費税を福祉のためが偽りであったことへの怒りを足立区の内野さんの投稿記事です。
 なお、6面は新しく作成した「入会署名」となっていますので、そのままプリントアウトしてご活用下さい。

第166号 2005年5月
 4月25日発行の「ノー消費税」は、消費税17年目の怒りの4・1行動の記事と写真で、1面と4〜5面がにぎやかに埋められています。
 今年は全国128カ所で約1300人の会員が参加して、パネル、ぬいぐるみやアドバルーン、大型紙芝居などをかかげ、自動車パレードやデモ行進など、いろいろと工夫をこらした宣伝行動となりました。
 2〜3面は学習のページ。各政党の消費税への対応が経年的に見られます。
 活動紹介は北海道の会の取り組み。ティータイムは絵が好きで好きでという河渕さんが登場。「私の思い・怒り」には東京の剣持さん。「消費税の増税は戦費の財源」と危機感を話されています。
―ぜひ皆さんもご購読を―

第165号 2005年4月
 今年の4月1日は消費税が開始されてから17年目にあたり、この日は全国的な「怒りの4・1行動」を成功させようと、各地で多様な活動が展開されています。
 今月号はこうした各地の活動の状況が掲載されています。
 一面には大阪の会が大阪の商工会議所や、商工会連合会へ申し入れを行った記事。二〜三面は宮城の会が宮城県日本専門店会連名や仙台商工会議所、仙台市消費者協会などへ訪問した記事と、各地の草の根の会の宣伝署名活動。四〜五面には見開きのチラシ(当ページ掲載)。六面には愛知の会が独自に帽子、風船、チラシなどの宣伝グッズを作成して、4・1を成功させようと「地域代表者会議」を開催した記事などです。
 見開きチラシは4・1怒りの宣伝にもご利用下さい。

第164号 2005年3月
 05年1月から年金控除が縮小・廃止されたため、2月支給の年金は所得税が大幅に天引きされ、年金生活者の怒りを呼んでいます。さらに追い討ちをかけるように、定率減税削減・廃止が計画されており、まさに『老いも若きも負担増』の中身を、1面では宣伝で訴え、2〜3面は税理士の松田周平さんに、解説してもらっています。

 東西南北では氷点下の北海道から、温暖の宮崎の会へつづく各地の活動を紹介。草の根訪問は東京・板橋の会が登場。毎月商店街宣伝を欠かさず実施、毎月のニュース発行、隔月の学習会実施など、草の根ならではの地道な活動が紹介されています。

 ティータイムは治安維持法で若くして投獄され死亡した歌人・伊藤千代子への思いを馳せて藤田廣登さんからのエッセー。「消費税私の思い・私の怒り」には大地震被害者の新潟県長岡市の服部隆義・喜代子ご夫妻の投書。「被災者にまでかかる消費税はあまりにも過酷」と怒りの声が載っています。

第163号 2005年2月
 今号は、新年早々の出足早い、各地の宣伝行動を紹介。一面は新成人がこぞって消費税増税に「反対、反対!」と意思表示をした成人式宣伝です。
 2〜3面は日本共産党の消費税増税阻止闘争本部の本部長小池晃(参議院議員)さんへのインタビュー。定率減税廃止などで7兆円の負担増の上に消費税増税で庶民いじめは許せない!今年は運動の正念場、ともに頑張りましょうと、怒りの発言が載っています。
 草の根訪問は、なくす会発行のパンフレット1万冊を普及された、神奈川建設労働組合のなかの「なくす会」活動の紹介。「私の思い・私の怒り」は、憲法9条改悪と膨大な軍事費の無駄遣い、そのための消費税増税にはきっぱりと反対、と全労連副議長の西川征矢さんが登場しています。

第162号 2005年1月
 新年おめでとうございます。
 今年も消費税をなくす全国の会をよろしくお願いします。
 ノー消費税1月号(162号)を紹介します。
 表紙には倉田新さんのイラスト=雄鶏が鴇の声「2005年を増税反対のたたかいの元年に」と呼びかけています。2〜3面は東西南北で各地の活動と、総会開催の模様が紹介されています。4〜5面は宣伝と資料面。政府税調答申の内容です。そのままビラにも使えます。草の根訪問は静岡・藤枝の会の松内是卓さんが、兵庫・灘の会の貫名さんを訪問した記事。「国民が主権者になる運動」だと確信をもって長年活動してこられた、なくす会運動への思いが語られています。
 ティータイムは徳島の会の事務局長松本さんが登場。消費税わたしの思い・わたしの怒りには、奄美民主商工会会長の江崎貞信さんの「消費税は日本列島を不況においこむ枯葉剤」と怒りの記です。どうぞみなさんもお読みください。

第161号 2004年12月
 ノー消費税12月号は、10月10日に開催された「消費税をなくす全国の会第15回総会」特集です。
 総会への提案全文、参加者の発言要旨、「国民のみなさんへのよびかけ」など、16ページ建てです。
 政府税制調査会は、06年度までの定率減税廃止を明記し、近い将来には消費税率の引き上げが必要だと打ち出しました。
 こうした情勢のなかで、増税勢力に負けない、なくす会の草の根運動を広げようとの意気高い総会になりました。
 ぜひ、ご一読をおすすめします。

第160号 2004年11月
 トップ記事は10月10日に開催された、「なくす会」結成15年目の総会の内容。
 「消費税増税法案を つくらせない 出させない」を合言葉に数百万の会員を迎えようと、意気高い総会の紹介です。
 2〜3面はなくす会の全国世話人の塩田庄兵衛さん(東京都立大、立命館大の名誉教授)へのインタビュー記事。戦前戦後の歴史を体験され、次世代に「戦争と軍国主義のバトンを渡すわけにはいかない」との思いから、高校まで野球選手として活躍され、古田選手(立命館卒)のエピソードなど、先生ならではのお話です。
 草の根訪問は茨城県の会。ティータイムも楽しみな内容です。

第159号 2004年10月
「ノー消費税159号」10月号は、トップに東京の会作成の「消費税紙芝居」を囲む小集会を開いた東京・中井の会の紹介記事。2〜3面は東西南北で各地の草の根の会の活動を紹介。4〜5面は宣伝にも活用できるように、ビラと資料を掲載。
草の根訪問は会員9万4千人へと広げて活躍の大阪の会訪問。消費税私の思い・私の怒りには、秋田市の吉田さんと大山さんが登場。

第158号 2004年9月
「ノー消費税158号」9月号は、トップページで「大増税許さない声を全国すみずみから起こそう」と、いよいよ2007年増税にたち向かう運動を呼びかけ。
2〜3面では、東京と神奈川の会の両事務局長と、全国の会の事務局長の三人による座談会。選挙中も普段と変わらず行動したことや、会員と対話することによって、自主的な運動が生まれるなど、あらたな草の根運動が生まれていることが語られています。
「草の根訪問」は名古屋市中川の会の活動。93年4月会発足以来の経過や、参議院選挙中の活動、会員を直接訪問しての対話などの活動を紹介。

第157号 2004年8月
「ノー消費税157号」8月号(7月25日発送)は1〜3面を使って、立正大学・金子勝教授(憲法学・政治学)による、憲法とグローバリゼーションという世界的な視野からみた消費税の位置づけについのお話に始まり、「なくす会東西南北」には参議院選挙中、各地のなくす会が元気に宣伝した活動を紹介。草の根訪問は千葉県・柏の会の活動記事、ティータイムには、16年間イタリア生活をされた山形敏子さんの、帰国の印象エッセー、最後ページを飾るのは、富山県高岡市で商店経営の、河合晋さんの消費税への怒りの声です。

第156号 2004年7月
「ノー消費税」7月号は、
年金改悪法、廃止しかない 「消費税増税ノー」とあわせ参議院選挙の大争点に!と訴え。
特集は――
・吹っ飛んだ 「百年安心」自民・公明の大ウソ
・年金財源は消費税増税で? 自民・公明・民主の「3党合意」
・各政党の消費税政策を資料として載せています。

草の根の会訪問は、横浜市保土ヶ谷の会です。
消費税私の思い私の怒りに登場しているのは、埼玉県大井町の大学生、塚越あゆみさん。
若い人をとりまくきびしい環境と消費税について語っています。

第155号 2004年6月
 6月号(第155号)では、「消費税増税一体の年金改悪に抗議し、参議院選挙で国民の力を示そう」とよびかけています。
 特集は、「マスコミは国民をどこに誘導するのか」として、マスメディア研究者の松田浩さん(元日経新聞編集委員・元立命館大学教授)のお話を掲載しています。
 「私の思い・私の怒り」では、今号掲載の京都の2人の女性の声を紹介しています。
 「広がる草の根活動」では、宮崎県大淀の会の活動を紹介しています。ご覧下さい。