長春(旧・新京)
かつての首都。もとは無人同然の原野に計画都市が出現。多くの首都機能の官庁が建てられた。現在でも交通の要衝で吉林省の省都。多くの
官庁建築が残る。
春誼賓館迎賓楼(旧・新京ヤマトホテル)


長春(新京)での満鉄直営のホテル。元はロシア・東清鉄道長春倶楽部を1907
年にホテルとして改装したもの。1932年に旅客増加に伴い増築された。1985年に長春市の文物保護単位に指定。
ロビー手前の玄関には沿革の説明が日中両国語で書かれている。
白求恩医大基礎学部(旧・国務院)


満州国政府。執務室等が復元されており、見学可能。玄関には皇帝溥儀の植樹や記念碑も残っている。
白求恩医大第一院(旧・軍事部)


満州国も関東軍とは別に国軍を有していた。建物の出入口は立地を活かし、角地に設けられている。国務院の向かい。
白求恩医大第三院(旧・経済部)


経済部は財政を所管する部署。
白求恩医大衛生系(旧・交通部)


交通部は読んで字の如く、交通関係を所管。
吉林省科学工業設計院(旧・民生部)


中国人民銀行長春中心支行(旧・中央銀行)


長春市電信局(旧・満洲電信電話株式会社)


吉林省委員会(旧・関東軍司令部)

長春市委員会(旧・康徳会館)

