【2008年7月】
7月1日(火) 40A
思えば最近、届く手紙も少なくなりました。
それはわたくし自身、筆無精の性質に由来するもので、
届かぬ文を憂うなど、到底身勝手な話なのでございます。
夕暮れの空を見上げると、なぜだか故郷の景色が思い出されます。
そんなわたくしにも、
途切れず届く手紙がございます。
そこには切々と
「いつの世も夏は暑いと決まっている。体に気をつけよ」とか
「最近、油の値が上がって困る」とか
「この紙とお金を持って、コンビニに行きなさい」とか
「電気を大切にね!」とか
つづられておるのでございます。
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