ライオン×2+トラ×1=……




グチュッ グプッ グシュッ……
古びたアパートの一室に響く、濡れた肉感的な音。
月明かりが射し込んだ程度の薄暗い部屋内で、それは規則正しく、一定のリズムで刻まれていた。
「んっ…あっ……!」
そのリズムに合わせるように、何かに耐えるような声が混ざる。
声の主は、4畳半程の部屋の中央に敷かれた布団の上から聞こえてきた。
布団の上には仰向けに寝そべった、裸のライオンの男が1人。
そしてその上に、声の主である、同じく裸のトラの男がまたがっていた。
トラはライオンの上で上下動を繰り返し、その度に濡れた音が部屋に響き、同時にトラの口からは声が漏れた。
濡れた音はトラとライオンの間から聞こえてきていた。
いきり立ち、粘液で濡れ光るライオンの肉棒が、同じように粘液にまみれたトラの肉穴を激しく出入りし、肉感的な音を立てている。
2人は今、男同士の背徳的な行為を楽しんでいた。
ライオンはトラの腰に両手を添え、上下動を繰り返すトラの快楽にゆがんだ表情を眺め、薄笑いを浮かべている。
一方トラは、ライオンの肉棒を体の奥に突き刺し、さらなる快楽を得ようと、一心不乱に体を上下させ続けている。
またがったトラの両足の付け根にある肉棒は、ライオンの肉棒同様、激しくいきり立ち、その先端から溢れた透明な粘液は、トラの動きに合わせてトラの股間とライオンの腹に飛び散っていた。
やがて、ライオンがトラの腰から片手を離し、その手でトラの股間で揺れる肉棒を強く握り締めた。
「うぁっん……ぅぅ……あぁ!!」
トラの声が一際大きくなる。
ライオンが、トラの上下動に合わせて肉棒を握った手を上下に動かし始めたからだ。
粘液で濡れそぼったトラの肉棒は、ライオンの手による刺激を得て、さらに激しく透明な粘液を撒き散らす。
散りきらなかった粘液は、ライオンの手を伝い垂れ、それが潤滑油となって、さらに強烈な刺激をトラ自身に与えた。
トラは自身の絶頂が近いことを感じ取り、さらに激しく腰を動かした。
それはライオンの肉棒を責め立てることにつながり、ライオンもまた、トラと同じように快楽に顔をゆがめる。
そして数十秒後。
「あっ! あぁぁあぁ!!!」
絶叫と共に、トラが肉棒の先端から白濁した液を激しく迸らせた。
それは放物線を描き、半分はライオンの頭上を越えて床に落ち、もう半分はライオンの顔に、胸に、腹にこぼれ落ちた。
同時に、トラの射精によってトラの肉穴が締まり、そこに差し込まれ動いていたライオンの肉棒を強く締めつけた。
「うぐぁっ!!!」
ライオンは短く叫ぶと、体をビクンと震わせ、トラの体内に熱い精を解き放った。
ライオンから放たれた精液は、トラの体内に収まりきらず、2人の結合部からは逆流したライオンの精液が溢れるようにこぼれた。


「じゃあな。 また近いうちに連絡するわ」
夜が明け、昨日の情事の後片付けをすっかり終えて、パリッとしたスーツに身を包んだライオンが言った。
「ああ、またな」
声をかけられたトラは、いまだに裸のまま、布団の上でうなずき答える。
ライオンは薄く微笑むと、そのまま何も言わず部屋から出ていった。
それを見届けたトラは、しばらくしてからのそりと起き上がると、疲れた足取りで風呂場へと向かった。


プルルルル…… プルルルル……
電子音が部屋に響く。
その音が数度鳴ったあと、部屋の住人であるトラが電話に出た。
「はい……ああ、うん、構わない。 ……ああ、じゃあ今夜」
電話の向こうの声と短く言葉を交わし、電話を切る。
「ふぅ……」
トラは短い溜め息を漏らし、今夜の情事を想像して、口の端をゆがめた。
股間に熱いたぎりを感じ、思わずそこを押さえる。
すでに十分に充血したそこは、夜まで待てそうになかった。


ガチャッ
「よう、来たぜ」
夜遅く、部屋のドアが開くと同時に、入ってきたライオンが声をかける。
「ああ、遅かったな」
トラはライオンを出迎え、聞き返す。
「ああ、ちょっと仕事に手間取っちまってな。
 それにしても……」
ライオンは着ていたスーツを脱ぎながら、トラの全身を眺めた。
「すっかりヤる気満々だな、アンタ」
そう言ってライオンはニヤリと笑う。
言われたトラは、ほとんど衣服を身に着けておらず、身に着けている物といえば、赤い小さめのパンツただ1枚だけだった。
「ま、別にいいけどな。
 楽しむ時間は長い方がいい」
ライオンはねぶるようにトラの全身を見回し、やがて自らも着ている衣服を脱ぎ始めた。
ライオンは気付かなかったが、乱雑に脱ぎ捨てられたライオンの衣服を見て、トラは一瞬いぶかしんだような表情を浮かべる。
しかし、それも一瞬のことで、ライオンがすっかり服を脱ぎ終え、下着1枚だけの姿になると、トラは電気を消し、薄暗い部屋の布団の上に向かった。
ライオンとトラは下着姿のまま向き合い、そっと抱き合って軽いキスを交わす。
唇を重ねる程度だったそのキスは、回数を重ねるごとに深くなり、やがてお互いの口をかじるかのように口を重ね、舌を絡め合うような激しいものになった。
抱き合う力も強くなり、2人は完全に密着している。
下着をはさんで、お互いの肉棒と肉棒が擦れ合う。
下着の中で弛緩していた肉棒は徐々に肥大を始め、やがて2人の肉棒は下着を突き破らんばかりに勃起した。
どちらからともいわず、2人はお互いの下着を脱がせ合う。
窮屈な下着から解放され、勢いよく飛び出した2人の肉棒がぶつかり合い、すでに溢れていた透明な粘液が飛び散った。
2人は艶かしく腰を動かし、お互いの肉棒を擦りつけ合う。
ヌルヌルと擦れ合う肉棒は、粘液を滴らせながらぶつかり合い、滴った粘液は布団にシミを作った。
やがて、2人がキスを終えると、ライオンが目配せしてトラに指示を出した。
トラはライオンの意図を素早く察し、布団の上で四つん這いになる。
ライオンの方に向けて尻を突き上げ、尻尾を背中の方に反らせると、トラのヒクついた肉穴がライオンの目に飛び込んでくる。
ライオンはその場にしゃがみ込み、両手をトラの尻に添え、左右に押し広げると、一層あらわになったトラの肉穴に舌を這わせた。
「ん……」
肉穴に与えられる刺激にトラが小さく呻く。
ライオンはしばらく肉穴を舐め、十分にそこが緩んだことを確認すると、自身の指を1本その中に差し入れた。
「んぁ……!」
ライオンの指が入ると同時に、トラの体がビクンと震え、口から呻き声が漏れる。
ライオンはそのまま指でトラの肉穴内部をまさぐった。
グチュッグチュッという粘液が擦れる音と、トラのくぐもった呻き声だけが、静かな部屋に響く。
しばらくトラの肉穴を弄っていたライオンは、指の数を2本に増やし、さらに3本目の指をトラの肉穴に差し込んだ。
「うぐぅ!」
先程よりも強い刺激がトラを襲い、トラは大きく呻く。
しかし、その呻きとは裏腹に、トラの肉棒はこれ以上ないほどに硬くいきり立ち、その先端から滴った粘液は、真下の布団の上に大きなシミを作り出していた。
「そろそろ入れるぜ」
頃合いを見計らってライオンがトラの肉穴から指を引き抜き、声をかける。
そして、トラの返事を待たずに、ライオンは自らの粘液にまみれ、いきり立った肉棒を、トラの肉穴に押し当てると、一気に突き刺した。
ズブゥ!
「ぐあっ!!!」
トラが痛みに呻くが、ライオンは構わず腰を振り始めた。
乱暴ともいえるその動きに、トラは布団に爪を立て、呻きを上げ続ける。
ライオンは、そんなトラを気にした様子も見せず、ただひたすらに腰を振り続けた。
パンッパンッパンッ!
「うっ、あっ、あっ、んぁっ!!」
「ふっ、んっ、んっ、ふぅっ!!」
リズミカルに肉と肉とがぶつかり合う音が響き、それにトラの呻き、ライオンの息遣いが混ざる。
その呻きには先程の痛みを感じさせる響きはなく、むしろ快楽の喘ぎ声に近かった。
その証拠に、ライオンの肉棒が突き刺された時に萎えたトラの肉棒は、今はもう完全に勃起し、先端からは前戯の時と同じように、透明な粘液を辺りに撒き散らしていた。
獣のような体位で快楽を貪り合う2人。
しばらくして、ライオンが腰を振るのをやめ、トラの肉穴から肉棒を引き抜いた。
すると、トラはライオンの意図を察したようで、四つん這いの姿勢からゴロリと仰向けの姿勢に体を入れ替えた。
ライオンはトラの両足をつかむと、その足を天井に向かって持ち上げてトラの腰を浮かせ、自らの肉棒をトラの肉穴に挿入しやすい状態にした。
準備を整えると、ライオンは粘液まみれの肉棒をトラの肉穴に押し当て、先程と同じように一気に突き刺した。
「んぅ!!」
トラも呻くが、先程のように痛みを感じている様子はなく、むしろ快感を感じているようだった。
ライオンはトラの両足をつかんだまま、腰を振り始める。
中断されていた肉がぶつかり合う音と、2人の喘ぎ、息遣いが、再び部屋に戻ってくる。
やがて、ライオンが体をかがめ、トラの両足の間に上半身を割り込ませた。
そして、大量の粘液を腹の上に吐き出しているトラの肉棒を、器用に舌でとらえると、そのまま口の中に含んだ。
「ああっ!!」
一際大きいトラの嬌声が響いた。
それを聞いたライオンは、一層激しく腰を振り、さらに強烈にトラの肉棒を吸い上げた。
肉棒と肉穴、双方からの激しい刺激が、トラを責め立てる。
その刺激にトラは耐え切れず、十数秒後、
「うぁああぁぁっ!!!」
全身を震わせ、ライオンの口内に大量の精液を解き放った。
ライオンの口内で脈動するトラの肉棒からは、脈動のたびに精液が放たれ、ライオンはそれを喉を鳴らして飲み込んでいく。
「ぷはぁっ!」
やがて打ち止めになり、もう何も出なくなったトラの肉棒から口を離すと、グッタリとしたトラにこれまで以上に激しく腰を打ちつけ、そして、
「イくぞ! イくぞ! うおぉぉぉ!!!」
叫び声を上げながら、トラの肉穴内部に精液を吐き出した。


「じゃ、また今度な」
一夜明け、昨日の情事の後片付けもそこそこに、ライオンはヨレヨレのスーツを着込んで、部屋から出ていった。
「…………」
トラはその後姿を無言で見送る。
その時、トラの頭に小さな疑問がよぎった。


それから数ヶ月間、トラとライオンの夜の情事は続いた。
しかし、トラの頭には、ある種の疑惑が、数ヶ月経った今でも消えずに残っていた。
それはライオンと会えば会うほど、行為をすればするほど大きくなっていった。
そして、ある日のこと。
「よう、今日もヤりに来たぜ〜」
冗談っぽい口調で言いながら、ライオンが部屋に訪ねてきた。
ライオンは脱いだ靴をそろえると、遠慮なく部屋に上がり込む。
それを見たトラは、ほとんど無表情でライオンを見つめた。
「ん? なんだ、俺の顔になんかついてる?」
ライオンがトラに見つめられていることに気付き、尋ねた。
トラは、それには何も答えず、この数ヶ月の間、ずっと疑問に思っていたことを口にした。
「……お前、本当にこの前の奴と同じ奴だよな?」
唐突に聞かれた奇妙な質問に、スーツの上着を脱ぎ始めていたライオンの体がピクッと震える。
トラはライオンに質問を重ねる。
「どうなんだ?」
ライオンはゆっくりとした動きでスーツの上着を脱ぎ終えると、壁に掛かっていたハンガーにそれをかけ、
「なんでそんなこと聞くんだ?」
逆にトラに質問を返した。
トラは、しばらく無言でライオンを見つめ、やがて静かに口を開いた。
「前から疑問に思ってたんだ。
 ほとんど交代交代でお前の行動が変わっていることに」
そう言われて、ライオンは眉をピクリと動かした。
トラはさらに続ける。
「靴をそろえたりそろえなかったり、スーツをハンガーにかけたり投げ出したり、後片付けをしたりしなかったり。
 ヤってる時だってそうだ。
 騎乗位でしかヤらない日と、正常位や後背位でしかヤらない日が、ほとんど交互にある。
 顔や体付きは同じでも、行動はまるで別人だ」
そこまで一気に言い終えると、トラは小さく溜め息をつく。
「で、どうなんだ? お前はこの前の奴と同一人物なのか?」
トラが詰め寄るように尋ねると、ライオンは、
「ふぅ〜……まいったな」
わざとらしく大きく溜め息をつき、降参の意思表示のように両手を掲げて言った。
そして、スーツの上着のポケットから携帯電話を取り出し、どこかへと電話をかける。
「……あ、もしもし、俺だけど。
 いまからちょっと来てくれない?
 ……うん、うん、そう。
 ……ん、じゃあ待ってるから」
ライオンは携帯を切り、スーツの中に戻すと、手近な椅子を引いて、その上に腰かけた。
「おい、質問に答えろよ」
トラがライオンに詰め寄るが、ライオンは片手を上げてそれを制し、
「まぁ、ちょっと待ちなよ」
とだけ言って、そのまま黙り込んでしまった。
トラもそれからは何も言わず、ライオンの真向かいに座って黙っていた。
そしてそれから15分後。
1人の男が玄関を開けて入ってきた。
「お、お前……」
その男を見たトラが思わず声を上げる。
「なんだバレちまったのかよ」
入ってきた男が座っていたライオンに向かって言った。
「ああ。 お前のせいでな」
「なんでだよ!」
「お前ががさつだからだよ。
 靴そろえたり、後片付けするぐらいしとけよ」
ライオンと男は、トラを無視して口論を続ける。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
その様子を呆然と見ていたトラは、2人の間に割って入った。
口論をやめたライオンと男を、トラは交互に見つめる。
入ってきた男はライオン獣人。
2人のライオンは、着ている服こそ違うものの、顔付き、体付きはそっくり同じ人物に見えた。
「お前等、ひょっとして……」
トラが絞り出すように言いかけると、最初に部屋を訪れたライオンがその言葉を継いで口を開いた。
「そう。 俺とこいつは一卵性の双子だ。
 俺が兄貴で、こいつが弟。
 あんたの予想は大正解ってわけだ」
「つまり、オレ達は2人でアンタとヤってたってわけだ。
 何ヶ月も前から交互にな」
弟のライオンが兄のあとに続けて言う。
「…………」
トラは何も答えない。
ライオン兄がさらに続けて言う。
「騙すつもりはなかったんだけどな。
 こいつと2人で話してたら、こういうヤり方も面白いかもって話になってさ。
 それでこういうことになったんだ。
 悪かったな」
「…………」
トラは相変わらず何も言わず、ライオン兄の話を黙って聞いている。
それを見たライオン弟が尋ねる。
「ひょっとして、怒ってる?」
すると、トラはようやく口を開いた。
「……いや、驚きはしたが、少しは予想してたからな。
 けど、そうならそうと初めから言ってくれればよかったんだ」
「いや、だから交互に入れ替わることに意味があったんだって」
ライオン弟がつっこむが、トラは意に介した様子も見せず、
「そうすれば、何ヶ月も前から3人で楽しめたんだ」
ニヤリと笑って2人のライオンに言った。
それを聞いたライオン兄弟は、驚いたような顔を見合わせ、そしてプッと吹き出した。
「あんた、俺等が思ってた以上に淫乱だったんだな」


薄暗い部屋で、トラとライオン兄弟は互いの体をまさぐりあっていた。
3人はすでに全裸で、股間にある肉棒は上を向き、先端に湿り気を帯びている。
いつもと違う状況に興奮しているのか、3人の息遣いは荒い。
最初、3人はお互いの体を愛撫していたが、興奮が高まるにつれ、ライオン兄弟はトラを責め立て始めた。
トラもそれを受け入れ、ライオン兄弟への愛撫をやめ、兄弟から与えられる刺激に身を任せていた。
ライオン兄弟は、兄がトラの前を、弟が後ろを責めることに決めたようだった。
兄弟はその場にしゃがみ込み、目の高さにあるトラの肉棒・肉穴を指で擦り、舌で舐める。
前後をほとんど同時に責められ、トラは腰を引くことも出すこともできず、ただ刺激に耐えることしかできない。
兄弟の指が、舌が敏感な部位を這うたびに、トラは呻き、膝をガクガクと震わせる。
ライオン兄弟にとっては、まだ前戯にすぎなかったが、トラはすでに絶頂に達しようとしていた。
しかし、ライオン兄弟が不意にトラへの刺激を中断し、その場に立ち上がった。
「……?」
トラが不思議そうにしていると、兄弟はトラの体を持ち上げた。
兄はトラの両太腿を小脇に抱えるようにして持ち上げ、弟はバランスを取るようにトラの尻を両手で支えて持ち上げる。
そして兄弟はそのまま、下半身が密着しそうになるほどに歩み寄る。
「ま、まさか……」
トラが驚きとも恐れともつかない声を上げる。
それを聞いて、兄弟は共にニヤリと笑い、ゆっくりと持ち上げたトラの体を下ろし始めた。
「!!」
その刹那、トラは肉穴に、2本の硬くいきり立った肉棒が触れるのを感じ取った。
そして。
ズブブゥ!!!
「ぐあぁぁぁ!?」
トラが絶叫を上げた。
ライオン兄弟の重なった2本の肉棒は、トラの肉穴にめり込み、徐々に埋没していく。
トラは今までに感じたことのない痛みと違和感を感じ、悲鳴を上げ続けていた。
兄弟は構わず挿入を続ける。
やがて、2本の肉棒は完全に肉穴に包み隠され、トラの悲鳴も収まってきた。
しかし、
「いくぞ」
ライオン兄がそう言った瞬間、
「がぁああぁぁぁ!!!」
トラは先程にも増して大きな声で叫び声を上げた。
ライオン兄弟が、持ち上げたトラの体を上下に動かし始めたためだ。
グポッグポッと、空気が擦れる音が肉穴と2本の肉棒の結合部から響き、さらにそこからは透明な粘液が布団の上に滴っていた。
トラは目の端に涙を浮かべて悲鳴を上げ、大きく開けられた口からは涎が滴り始めている。
ライオン兄の腹に当たっている肉棒は、激痛のあまり萎えしぼんでしまっていた。
一方、ライオン兄弟は、強く締めつけるトラの肉穴と、その肉穴の中で擦れるお互いの肉棒から与えられる刺激に酔いしれていた。
トラ同様、大きく開けられた口からは涎が溢れ、目は快楽に溺れるあまり、虚ろに中空を見つめていた。
2本の肉棒からは溢れるように粘液が流れ出し、それが滴り落ちた布団は、まるで水でもこぼしたように大きなシミを作っていた。
しばらくすると、トラの悲鳴が収まっていき、その悲鳴が嬌声に変わり始めた。
トラの肉穴は、2本の肉棒を納めても十分なほどに開ききったようだった。
「んあ! もっと…んうぅ! もっと突いてくれぇ! もっとぉ!!」
トラは狂ったように声を上げ、もっと激しく責めるよう、ライオン兄弟に催促する。
兄弟も無言でそれに応え、トラの体をさらに激しく揺り動かした。
トラの肉棒は再びいきり立ち、ライオンの腹に擦りつけられて、その腹を透明な粘液で汚していく。
トラの肉穴の中では、ライオン兄弟の亀頭が、竿が擦れ合い、そのすぐ下では、4つの睾丸がパチンパチンと音を立ててぶつかり合っていた。
そして……
「ぐぅぅぅ、俺はもうイくぞ……!!」
食いしばった歯の間から、呻くようにライオン兄が言う。
「あがぁぁぁ! オ、オレももう……!!」
ライオン弟も息も絶え絶えに言う。
「あっ、い、一緒に、一緒に……!!」
トラが懇願するように叫んだ。
その次の瞬間。
『ぐああああああ!!!』
3人の叫び声が同時に上がり、3人は同時に射精を果たした。
トラはライオン兄の腹の上で、暴れまわる肉棒から精液を吐き散らし、ライオン兄弟はトラの肉穴の中に2人分の精液を注ぎ込む。
トラの精液はライオン兄の顔面にかかり、ライオン兄弟の精液はほとんどがトラの肉穴からこぼれ落ちた。
『はぁ、はぁ、はぁ、はぁ』
荒い息遣いが部屋に響き、射精の余韻もいまだ覚めやらぬまま、ライオン兄弟はトラの体を持ち上げて、その肉穴から各々の肉棒を抜き出した。
萎えた肉棒が粘液を飛び散らせながらズルリと抜ける。
兄弟はそのままトラを立たせると、2人同時にその場に座り込んだ。
そのあとを追うように、トラもその場にへたり込む。
荒い息遣いもそのままに、トラは目の前で座り込んでいるライオン兄を抱き締めると、その口に深いキスを交わした。
そして、トラは後ろを振り向き、ライオン弟も同じように抱き締め、深いキスを交わす。
キスを終えると、3人は互いに見つめ合い、うなずき合って、再び3人で濃厚なキスを交わした。


3人の淫らな関係はまだまだ続く……