「めいどはんまー13」戰鬪詳報
今囘の「めいどはんまー戰鬪詳報」は10月21日に行われた「めいどはんまー13」に於ける、後半戰での戰鬪經過戰鬪状況である。
今囘の戰鬪は、攻撃・防御の兩軍に分かれ互いの「軍旗」を爭奪する「フラッグ戰」の形式であり、「勝利條件」は2倍の戰力を保持する「攻撃軍」を、「軍旗」警護の「防衞軍」が規定の時間を守護出來れば戰勝という條件である。
今囘の兵棋演習には、「藤田兵噐研究所-所長付親衞隊」から2名の「メイド」さんが参戰して、友軍の「よっしー」樣・「くりさん」樣・「ぶきゅう」樣と、他の参戰された方の8名の「メイド」さんで「防衞軍」を編成して、壓倒的兵力の敵「攻撃軍」を迎撃する戰鬪であった。
○戰鬪経過
「攻撃軍」攻撃開始
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「防御軍」、後退しつつ「狙撃」と「擲彈筒」での敵に對して漸次撃滅を計る。
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「攻撃軍主力の渡河終了」(撃滅地點への誘致完了)
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渡河終了し、「撃滅地點」に蝟集する敵に對して、「砲撃」開始。
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混亂する敵に對して、豫後兵團である「機動反撃隊」の投入による、反撃開始。
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規定時間終了につき、「軍旗警護」を全ふした「防御軍」の勝利
○戰鬪配備状況
戰鬪開始直後の部隊配備状況
前方の河にかかる「橋」の前方に敵軍を誘致して、砲兵火力での撃滅射撃を行ふ爲の「撃滅地點(Kill Point=KP)」を設置すると共に、當初8名のメイドさんを「右地區隊」・「中地區隊」・「左地區隊」・「機動反撃隊」の4隊に編成して、陣地守備に着ける。
「右地區隊」
「右地區隊」に3名の「メイド」さんを配置する。裝備は「自動小銃」・「狙撃銃」・「M1カーバイン騎銃」と曲射兵噐の「擲彈筒」を核として、白兵に備へて各「メイド」さんは軍刀等の白兵機材を裝備。
「右地區隊」・「中地區隊」
「右地區隊」には「自動小銃」・「擲彈噐」・「劍付M1カーバイン騎銃」・「白兵機材」裝備の2名の「メイドさん」が配置され、「中地區隊」には「狙撃銃」と爆撃要請用の無線機を裝備した1名の「メイドさん」が配置されている。敵侵攻と共に「中地區隊」は「左地區隊」と共に、遲滯行動を採りつつ、後方の森林地帶へ後退し、敵が「KP」へさしかかった時期に「機動反撃隊」の戰場投入に呼應し、砲撃の支援下に反撃に移るものである。
「機動反撃隊」
「機動反撃隊」は2隊に細分された戰況により適宜投入される機動反撃部隊であり、「火炎發射噐」裝備の機械化(「機動パンダ ヒカちゃん」に跨乘)された「第一機動反撃隊」と、衞生任務を核として状況に應じて「自動小銃」で戰鬪に参加する「第二機動反撃隊」がある。
*戰術符號「機動パンダ ヒカちゃん」=「HK」とす
○戰場寫眞
戰鬪開始直後
壓倒的な敵火力を防ぐべく、地形地物を利用しての防衞側の出血を避けると共に、後退しつつ「曲射火噐」と「狙撃」のみの戰鬪で敵に打撃をあたえる。中央と後方で立姿の2名の「メイドさん」は増援部隊である。
敵軍の渡河開始
我が「擲彈筒」と「狙撃銃」の射撃を突破して、中央の橋梁を密集隊形で突破した敵軍。遮蔽皆無の「KP」に蝟集する敵に對して、滿を持していた砲兵の「砲撃」が開始される。
機動反撃開始っ!-1
「砲兵隊」の射撃と相成って、反攻のために「第一機動反撃隊」と「第二機動反撃隊」に出動命令が下令される。
機動反撃開始っ!-2
「第一機動反撃隊」は裝備する「火炎發射機」の威力を發揮して、敵軍に對して火炎を發射すると共に、「第二機動反撃隊」は身を挺して負傷者の救援に盡力する。
白兵戰開始っ!
兵力僅少の「左地區隊」は、射撃戰鬪の甲斐無く敵侵攻軍の上陸を許す結果となり、總員白刃を奮っての白兵戰へと突入する。「秋水」と「劍付鐵砲」の威力發揮である。
この戰鬪直後に、時間切れとなり、統裁官の判定により、軍旗警護を全ふした「防衞軍」の勝利で、兵棋演習は終了する。
○めいどはんまー13戰訓速報
「めいどはんまー13」に於ける「藤研所長付親衞隊」の習得せしむる「戰訓」以下の如し。
・對魔法戰鬪の確立
今囘の戰鬪は、既存の戰鬪概念を凌駕せしめたる「魔法」という敵奇拔の手練手管に對して、我が統帥の戰鬪であり、未見の戰技を體驗せしめたる前線各所において、防戰に從ずる我が「メイドさん」の辛苦の程、筆舌にたゆまらなるものなり。
この對魔法策は、旺盛なる攻撃精神と、沈着なる膽力を養ふと共に、假令敵軍陣地内に闖入し、我最後の一兵となるとも自己の銃劍を信頼し、精鋭の白兵威力をもって果敢に撃滅戰鬪に邁進すべし。
・對「ファイアーボール」對策
敵軍使用の「ファイアーボール」と呼稱せしめる「大威力燒夷彈」の威力絶大にて、この攻撃に對處するべく地形地物の利用と、早期發見による「狙撃」・「曲射火噐」による先制攻撃を早急に講ずる要有り。