陸軍工兵学校−大発訓練
「陸軍工兵学校(通称「工校」)」での「発動艇」訓練の写真を紹介いたします。
<大発>
氾水作業中の大発
輸送船のデリックで氾水作業中の大発
八九式軽戦車上陸状況
昭和10年頃の写真で、「八九式軽戦車」を用いての、上陸演習中の状況
九五式軽戦車上陸状況−1
海岸に接岸の瞬間に、工兵は歩板を降ろして、戦車の上陸に備える。
九五式軽戦車上陸状況−2
戦車上陸の瞬間の写真で、戦車上には誘導兵が戦車が海岸のくぼみにスタックしないように、操縦者と緊密に連絡をとりつつ上陸作業を行っている。
九五式軽戦車上陸状況−3
氾水ギリギリの状態で上陸中の九五式軽戦車
自動貨車上陸状況
九七式四輪自動貨車の上陸状況
火砲上陸状況
「陸軍野戦砲兵学校」との共同訓練中の写真で、「三八式野砲」を「後車(弾薬車)」と共に、上陸させている。
火砲上陸状況
「陸軍野戦砲兵学校」との共同訓練中の写真で、「九一式十糎榴弾砲」を上陸させている。「後車」が附かずに砲が前向きになっている所から、舟艇上射撃の訓練も併せて行われたものと思われる。
軍馬搭載の大発
<小発>
小発搭乗の陸軍部隊
着用している救命胴衣が「九八式救命胴衣」であることから、昭和13年以降の写真である。
海岸到着寸前の小発
小発の舟艇全部には、防弾鋼鈑製の防盾がついており、搭乗部隊の携帯火器での戦闘支援射撃が可能となっている。
小発の障害物突破状況
小発はその性格上、或る程度の水中障害は衝突突破が可能であり、堅固な水中障害は乗り越える構造となっている。
海上を驀進中の小発
艇首を大発式に改造した小発。
小発の軍馬搭載状況
舟艇は、上の写真とと同じ船で、大発式の艇首をもっている。防盾部分が解るスナップである。
繋留中の小発(中央)
大発と異なり、小発は小型のために船のバランスをとるために中央に機関が設けられている。