瓦斯


★九〇式催涙弾

 1930年に制定された、拳銃で発射が可能な警備・暴徒鎮圧用の催涙弾。

 「十四年式拳銃」ないし「二十六年式拳銃」の先端に、使い捨てのスピゴットタイプの「発射器」兼用の「催涙弾」を装着して、専用の「空包」で発射する。

 「九〇式催涙弾」の内容催は、「催涙剤」六〇グラムと「硅藻土粒」8グラムを混合したもので、「催涙剤」は「1塩化メチルクロロホルム」・「臭化メチベンゾール」・「4塩化炭素」を主剤とした催涙剤である。

 

 

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九〇式催涙弾

 

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二十六年式拳銃−「九〇式催涙弾」装着状況

 

○九〇式催涙弾データー

  全 長    119ミリ

  直 径    37ミリ    内径34ミリ

  重 量    240グラム−二十六年式拳銃用

          230グラム−十四年式拳銃用

  弾薬筒   九〇式催涙弾薬筒  4.5グラム−二十六年式拳銃用

          九〇式催涙弾薬筒  4.8グラム−十四年式拳銃用

 


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