日本陸軍 川崎 三式戦闘機「飛燕」一型丁(キ-61丁)

 制式採用 昭和18年6月
 エ ンジン  「ハ」40(ダイムラーベンツ DB 601A ライセンス生産)
 離昇出力 1,175馬力
 最大速度 580km(5,000m)
 上昇限度 11,600m
 全備重量 3,130kg
 武   装 20mm機関砲 2門 12.7mm機銃 2門

  
三式戦「飛燕」は欧米諸国からメッサーシュミットのコピーだと揶揄されていたが、機体は当時の川崎航空機の土井技師をはじめとする設計陣の
 苦労の結晶であり純国産機であった。性能もメッサーシュミットBf109Eなど足元にも及ばないほどの高性能だった。尤も水冷エンジン「ハ」40が
 まともに稼働すればの話だったが・・・。
 

 飛行第55戦隊所属機 昭和20年夏 佐野飛行場