３月から性懲りもなくオレは居合道を始めた。「７４歳にもなって…」と思われるのは承知の上である。
　　　居合道は日本刀、いわゆる刀を使って行う日本古来の武道である。

　　　居合道は剣道や柔道とは違い試合がない、専ら形の稽古である。これはオレが長年やっていた合気道と通じる所がある。
　　　稽古に使用する刀は居合刀（模擬刀）である。高段者になると真剣を使ってる方もいるが、オレを含めた初心者は刃の付いていない居合刀だ。
　　　居合刀は真剣に比べると若干軽いが作りはしっかりしているので気を抜くと怪我をすることもある。

　　　また刀を抜く前の作法が色々あって覚えるのが一苦労で、鞘に納める納刀もコツがあって初心者には慣れるまでが大変だ。＾＾；
　　　更に足捌きが身体に沁み込んだ合気道とは違い大変苦労している。＾＾；

　　　刀を使う稽古は足や腰、腕などをかなり使い見た目よりハードであるが、結構楽しい。＾＾
　　　何時かは真剣を使っての演武や稽古を行いたいと思っているのだが、果たしてどうなる事か…。＾＾；