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 2021.07. 28(コロナ禍のオリンピック)

      先日から2020東京五輪が始まった。コロナ禍の中、開催に賛否両論が渦巻き、殆どの競技が無観客で開催された。
      無観客ならやらない方が良いなどの意見もあったが、これまでの競技を見る限り無観客での開催は正解のようだ。

      オレは柔道が好きで初日の女子48kg級から男子81kg級までをテレビに釘付けで観戦した、オレが感じた無観客での感想を率直に書く。
      日本選手を含めた各国アスリートの戦う姿勢は観客の有無などには殆ど左右されないと感じられた。全ての戦う選手たちは自国の旗を背負い、メインポールに
   国旗を掲げる事を熱望し死力を尽くして戦う、そこには観客の有無など一切関係なく、全ての選手は純粋に戦うことのみに集中する。

      喩えだれ一人観客が居なくとも勝利した選手は歓喜の涙を流し、惜しくも敗れた選手は悔し涙を流しながら二人ともセコンドと抱き合う。観客が居たとしても
   そこにはだれも入り込む余地などない。歓声や鳴り止まない拍手が無くとも、競技を終えた全ての選手達から静かで大きな感動が伝わって来る。

      選手にとって観客は居ないより居た方が良いに決まっている、観客も感動をその場で共有出来てこれ程ハッピーな事はないだろう。
      しかし、無観客試合ならではの感動があるのも事実だ。

      オレは全ての無観客競技を観たわけではない、柔道やソフトボール、水泳など数種目を見たに過ぎないが、そのように感じた。
      これはあくまでもオレの私見である。ご異論はあると思うがご勘弁を…。^^;