日本陸軍 中島 キ43 一式戦闘機一型甲 「隼」
 
 就      役 昭和16年6月
 エ ンジン 九九式950馬力発動機 ハ25
 離昇出力 990馬力
 最大速度 490km(4,000m)
 上昇限度 11,750m
 全備重量 2,243kg
 武   装 7.7mm機関銃 2門


   
日本陸軍の戦闘機の中で最も知られているのがこの「隼」ではないかと思う。その中でも一番最初に就役し戦線に投入されたのが此の一型である。
  以後、二型三型と改良が加えられて量産され、最終的に5.000機以上が生産された。これは海軍の「零戦」に次ぐ生産機数であった。
  そして、忘れてならないのが、この機体を駆って太平洋戦争開戦初期に大活躍をし映画にもなった加藤 建夫中佐率いる飛行第64戦隊・加藤「隼」
 戦闘機隊である。

 
  飛行第一戦隊長 武田 金四郎少佐搭乗機 昭和17年10月 ジャラム飛行場(仏印)