日本海軍
三菱 局地戦闘機「雷電」二一型(J2M3)
就 役 昭和18年12月
エ ンジン 火星23甲型
離昇出力 1,820馬力
最大速度 612km(6,000m)
上昇限度 11,700m
全備重量 3,483kg
武 装 20mm機関砲 4門
局地戦闘機とは本土や味方基地上空に進入した主に爆撃機を迎撃するための日本海軍初の邀撃戦闘機(インターセプター)である。
昭和17年2月に試作1号機が完成したがテストの結果、視界不良やプロペラの不調などが判明、その解決に思わぬ時間を費やし、昭和18年1月に
やっと制式採用された、しかし部隊配備にはその年の12月まで待つ事になる。実戦では憎きB29を最も多く撃墜した日本機として有名であり、戦後米軍
は「雷電」の飛行テストでその優秀性に舌を巻いた。
第332海軍航空隊 石原進少尉搭乗機 昭和20年2月 兵庫県/鳴尾基地



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