日本海軍 三菱 零式艦上戦闘機二一型 (A6M2)

 就   役 昭和15年10月
 エ ンジン  栄12型
 離昇出力 940hp
 最大速度 533km/4,550m
 上昇限度 10,300m
 全備重量 2,338kg
 武   装 7.7mm機関銃2門 20mm機関砲2門

   
昭和14年に制式採用された零式艦上戦闘機、通称「零戦」は当時の世界各国の第一線戦闘機中で総合性能が最も優れた戦闘機であった。
    太平洋戦争開戦初期の日本海軍無敵の攻勢はこの「零戦」と熟練搭乗員の力による所が大きい。 しかし、機体の軽量化のために敢えて目を瞑った
 耐久性と防弾装備の不備が太平洋戦争中期以降の悲劇的な苦戦へと繋がる。だが昭和14年当時の日本の工業力と技術力を考えると奇跡に近い戦闘
 機であった。このような時代にこのような戦闘機を作り上げた日本人を私は誇りに思う。

   空母「瑞鶴」搭載機