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日本海軍
三菱 96式2号艦上戦闘機(A5M2b)
就 役 昭和12年8月
エ ンジン 中島「寿」3型
離昇出力 610馬力
最大速度 425km(3,090m)
上昇限度 9,800m
全備重量 1,697kg
武 装 7.7mm機関銃 2門
96艦戦は日本陸海軍航空機近代化に先鞭をつけた画期的な機体であり、以後の日本機のすべては何らかの形で影響を受けている。
それまでの、戦闘機を中心とした航空機の調達は、外国機の輸入やライセンス生産が中心であり、諸外国機に対抗できる日本独力での
航空機開発生産が悲願であった。そして、その目標は堀越技師を中心とした当時の三菱設計陣の血の滲む努力により、96艦戦の完成
で達成された。また、それまでの艦上戦闘機は陸上戦闘機に較べて性能的に劣るのが常識であったが、優秀な艦上戦闘機は陸上機と
しても容易に転用できることを96艦戦は証明した。
そして96艦戦の成功により堀越技師と設計陣は近代戦闘機がいかにあるべきかを完全に把握し、次作「零戦」という奇跡的ともいえる
万能戦闘機を生む母胎となった。その意味では、零戦よりむしろ96艦戦こそ、日本航空技術史上特記すべき機体といえる。

航空母艦「赤城」戦闘機隊分隊長搭乗機 昭和14年11月 神奈川県横須賀基地



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