| 男性で尿に関することでお悩みの方 |
男性の方で下記のような症状がおありでしょうか?
| 排尿症状 |
出だしが悪い・勢いが弱い・途切れる・力んだりする |
| 蓄尿症状 |
すぐに行きたくなる・夜間にトイレに通う・急にしたくなる・時にもらすことがある |
| 排尿後症状 |
残尿感がある・排尿後の尿滴下 |
このような症状がある場合、前立腺肥大症かもしれません。
前立腺肥大症では前記のように、尿を出すときの症状(排尿症状)、尿をためているときの症状
(蓄尿症状)、さらに尿を出した後の症状(排尿後症状)の3つに分けるとわかりやすいと思います。
このような症状の中でも、夜間頻尿は、睡眠不足や夜間転倒の原因にもなりますので、我慢せずに
治療されてはいかがでしょうか。
1.前立腺肥大症・自覚症状チェック(最近1ヶ月間)
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なし |
まれ |
たまに |
半々 |
しばしば |
いつも |
| 残尿感 |
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
| 頻尿(2時間以内) |
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
| 尿の途切れ |
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
| 我慢が辛い |
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
| 勢いが弱い |
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
| 出始めに力む |
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
| 夜の回数 |
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
合計して点数をつける
0〜7軽症 8〜19中等症 20〜35重症
気をつけなくてはならないのは、こうした症状や検査所見は前立腺の大きさのみの問題ではなく、
膀胱の働きも関係しています。
治療についてですが、このような自覚症状の重症度を決め、また生活に与える影響や、
尿の勢い・残尿感(下記参照)、前立腺の大きさの所見を加えることで、経過観察か、お薬に
よる治療か、手術が適当かを患者さんと共に慎重に決めていきます。
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| おしっこの勢いが弱くなった(排尿に時間がかかる)がどのような検査をするのか不安だ |
かなり尿がしたくなってトイレに行きますと、パッとでてすぐ終わるのが普通です。
出始めも途中でも力を入れることはありません。
ですが、チョロチョロとかダラダラ、あるいは糸のように細いとか、出ているのか終わったのか
わからないという方もいらっしゃいます。
原因は様々です。膀胱に問題があるのか、尿の通り道(膀胱の出口、尿道、男性では前立腺)
の問題か、あるいは神経障害があるのかもしれません。
ひとりで悩んだり、歳のせいだと諦めず、その原因を調べる検査を行い、治療することを
お勧めします。
こういった検査は、痛いのではないだろうか、恥ずかしい思いをするのではと警戒する方も
いらっしゃるかもしれません。ですが、この検査は苦痛もなく簡単にできるのです。
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尿流測定
この便器の形をした測定装置に、ある程度尿が溜まった状態で排尿していただくだけです。
1秒毎の尿量が排尿曲線として記録され、排尿量、排尿時間、1秒間に最も多量に出た時の量、平均の排尿量などがわかります。 |
排尿が終わったあと、超音波検査(エコー)で出し切れなかった尿(残尿)を測定すれば、
さらに出づらさの程度を明らかにすることができます。
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| おしっこが近い(頻尿)とお悩みの方 |
寒い時、緊張した時、水分を多く取り過ぎた時など、誰でも尿の回数は多くなります。
しかし、こういった原因が考えられないのに尿が近い場合は、受診されることをお勧めします。
1日に8回以上トイレに行く、また夜間にも目が覚めてトイレに行くという状態を、それぞれ
昼間頻尿、夜間頻尿といいます。また、仕事中や外出時に急に尿がしたくなり、慌ててトイレに
行くようなことを尿意切迫感といいます。この尿意切迫感と頻尿を示す状態を過活動膀胱症候群
といいます。
頻尿、尿意切迫感は、尿をためる機能に異常が起きることで出てくると言われています。
以下のような 症状がありますか?
| 過活動膀胱スクリーニング質問票 |
○ 尿をする回数が多い。
○ 急に尿がしたくなって、我慢が難しいことがある。
○ 我慢できずに尿をもらすことがある。 |
| このような症状が1つ以上ある人は過活動膀胱の可能性があります。 |
原因は神経に関係するものとそうでないものに分けられます。
治療は生活指導や膀胱訓練などに加えお薬で治します。
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| 尿もれでお悩みの方 |
尿もれが心配で、仕事に集中できない、外出するのに不安を感じる、旅行も行きたくないなど、
一人で悩んでいませんか?
30代、40代で尿もれなんて家族にも知られたくない、高齢者では歳のせいだと諦めたり、
尿もれに罪悪感を感じ、痴呆に結びつけられはしないかと心配して相談できないなど・・・。
このように、尿もれの方の75%はそれを病気とは考えず、63%の人は知られたくないと考え、
病院に受診する方はわずか3%の人だけという報告もあります。
ですが、尿もれは治る病気です。
治療は、尿もれのタイプにより異なりますので、どんな種類の尿もれか明らかにする必要があります。
咳やくしゃみ、大声で笑った時、重い物を持ち上げた時など、いずれもお腹に力が入った時に、
尿がもれるのを腹圧性尿失禁といいます。
尿意を感じてトイレに行っても我慢できずにもらしてしまう場合は切迫性尿失禁です。
また、尿が出づらく膀胱から絶えず溢れ出るもれを溢流性尿失禁といいます。
その他にも、機能性尿失禁、一時的なもの、生まれつきのものもあるのです。
いずにしても女性に多く、その頻度は健康成人で20〜50%とされており、そのうちの7割強が
腹圧性と言われております。ここでは、その腹圧性について簡単にご説明します。
原因は、身体の底(骨盤の底)は、ハンモックのように筋肉群が骨盤内の臓器を支えていますが、
妊娠、出産、肥満、運動不足、便秘、老化などの影響で弱くなり、膀胱が下がることや、括約筋が
弱まることでおきると言われております。
治療は、骨盤底筋体操が基本ですが、薬もありますし、重症の方では手術する方法もあります。
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また、最近では電気刺激療法も有効とされており、
当院でもたくさんの方が治療されております。
下腹・おしりの左右に電極を貼り、1回20分、
5〜6回で改善する方が多く、痛みもなく、また費用の
面でも患者さんの負担が少ない療法ですので、
試されてはいかがでしょうか。
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| 血尿でお悩みの方 |
まず、本当に血尿かどうか調べる必要があります。水分の摂取量が少なかったり、たっぷりと汗を
かいた後、また下痢をした後などには、赤色尿といいますが尿が赤く見えることがあるからです。
目で確認できる血尿を肉眼的血尿をいいますが、赤色尿との区別は簡単です。顕微鏡で尿中に
赤血球が確認できれば血尿です。
血尿と確認されたら、他に腹痛、排尿障害、発熱などはないかが重要です。この場合、病気の種類
など比較的診断は容易です。ところが症状を伴わない無症候性肉眼的血尿は注意が必要で、この
場合はさらにくわしくお話を伺うことになります。
なぜなら、何も症状がなく全血尿が出た場合、尿路の癌の恐れがあるからです。
事実、約60%の方に治療を必要とする病気がみつかり、悪性腫瘍の頻度も高いとされていますので
積極的な検査が必要となるのです。
ただし、尿が赤く見えても血尿ではないこともあること、検診で血の反応があると言われたことと
同じではないこともご記憶願います。
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